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夏コミにて頒布予定、『ソラ』応援中。前作『スグリ』も面白いよ。→当サイトの紹介記事

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09月04日(土)

 一週間ほど遅れてしまったが、こないだの土日には東京に行って来たのである。以下、大雑把に箇条書き。

●池袋、サンシャインの水族館。結果から言うと満足、ただ入場料の1800円はやっぱりちょっと高い気がする。でも満足。アシカのショーは面白かったし丸々としたアザラシが泳ぐ様も見られたし、やたらとデカいレッドテールキャットなども鑑賞できた。あとラッコも。色々と面白かったよ。

●その後は秋葉原に向かって友人二人と合流、メシ屋を探索。結果、この店を発見。レビューだとかなり微妙っぽい評価だが、私的には良好と言える店だった。ただ、「ランチの時間は中国人旅行者と思しき客が多い」という意見については我々が行ったときもそうだったので、可能ならば夜に行くほうがいいと思う。昼のほうがリーズナブルではあるけど、夜のほうが落ち着いて食事できるし、何よりそちらのほうが美味いので。

●様々な要素に背を押されて色々と買い物などもした。

アルターのクララクランのフィギュア。ゲームのほうはやってないし、Tony絵はそこまで好きな人じゃないんだけど、こう……現物を見たら、こう……(以下10万文字に渡る言い訳削除)。しかしこう、アルターはこれほどのもの出しちゃって大丈夫なのか主に採算とか、などと心配になってくるほどのデキだ。すげえよアルター、すげえよ柳生敏之氏。

・カードゲーム『たんとくおーれ』。原型はカードゲーム『ドミニオン』、ドミニオンについてのわかりやすい解説はこちら
 「要するにメイドでドミニオンですか」という印象こそ抱いてはいたが、こちらのレビューを読む限り後発作品ならではの変化もつけているらしいので気になり購入。次にドミニオンを遊ぶ機会があったら、その合間にでも遊んでみようか。

・『ブレイブルー コンティニュアムシフト』も購入。対戦動画を観ていたらやっぱりやりたくなってしまったので。ワーイ。

 あと友人より、IYHスレの存在を教えてもらうが、このスレ色々と危険すぎて困る。何が危険って、スレのノリに呑まれて衝動買いに対するタガが外れるんだよ! 衝動買いしたくなってきて困るんだよ! 「こいつらこんなムチャな買い物ばっかりしてるんだし、俺の買い物なんて大したことないよね」とか考えてしまうんだよ!

 そして、これを書いている今現在はもう9/5になってしまったが。原田勝彦さん (ゲーモクさん)CommentsAdd Star
 貴方のことは忘れない。


08月26日(木)

雑記行くぜー。

●この日記でも度々取り上げた『Scott Pilgrim vs The World』。案の定日本では配信されなかったので、北米タグにてDLして遊んでみた。が。うーん、これは、ちと、微妙、かも、知れない。敵のガードが固いところとか、自キャラのダウン時間が長いとことか微妙にストレスだ。そのうち気にならなくなるか、プレイヤースキルで対応できるようになるならいいんだけど、これが最後まで続くとしたらちょっと、困るな。

●しかし説明ばかりか実績まで完全に日本語化されていたのには笑った。これで日本に配信されねえってどうよ。それとも『ロックマン9』みたいに、いずれ配信されるってパターンなんだろうか。

●ケイブの新作シューティング『赤い刀』が少し前に稼動した。折角だからと軽く触ってきたのだが、ここ最近のケイブにしては普通のプレイと稼ぐプレイの乖離があまりないように感じられ(本当に触った程度なんで違ってたらごめん)、そのあたりで好印象を抱いた。横の弾幕シューは少し苦手だが(弾の軌道が掴めない。避けたつもりでもしっかり自機を見てないと被弾してしまう、いつぞやIKDさんが言っていた「人間の目は横に並んでついているので、縦の動きより横の動きのほうが認識しづらい」は真理だと思う)、クリアまではやりたい。でも今の時期だとほぼ誰かしらプレイしていて遊ぶに遊べないんだよなあ。

●8/29はコミティア。俺自身は参加するかどうか迷っているが、悪友白楽は参加予定。さてそれを踏まえて。
 コミティアについて白楽と話していたところ、前日(8/28)から東京入りして、一泊の後にコミティアに参加するという案が出ており、それには少し心が揺れている。
 というのも、俺自身ちと前から東京は池袋、サンシャインの水族館に行きたくて仕方なかったのだが中々機会がなく、先送りにし続けていたのだ。だがこのスケジュールに便乗すれば交通費は折半だし時間に余裕を持って水族館に行くこともできるし、ついでに池袋のゲーセンも巡り、とどめに具合のいい呑み屋でダラダラと飲んだくれたりすればもう私的には完璧であり文句なしである。そんなわけで今週末は池袋に向かい水族館で魚群やらキモい深海魚やらを堪能してくる予定。そして水族館の後は池袋GIGOあたりに出向く予定。『ロードオブヴァーミリオンII』があるらしいし、STGのできるゲーセンWikiによれば、7月の時点で『斑鳩』と『ケツイ』があるらしいし。
 しかし今調べてみたが、サンシャインの水族館っておそろしく入場料高いんだな。大人一般料金1800円か……。去年行った葛西の臨海水族園は700円だったのに。内容が値段に伴っているならいいんだが、さてどうなんだろうな。

●Windows版『シュタインズ・ゲート』が本日発売されたわけだが、それに伴いXbox360版でもWindows版での追加CGなどを取り入れるパッチが9月に出ることになっている(有料)。で、これが配信されたら購入しようかと考えている。シュタインズゲートは再プレイしたい気持ちがあるし、その上でも都合いいし。
 更にドラマCDも欲しかったりする。レビューによれば「追加シナリオと言ってもいい出来」なんて書いてあるしー。

●上に書いたことに反するようだが、家に帰ってくるとどうもゲームをする気力がない。疲れているのだろうか。

●ゲーセンでなら遊ぶ気力はあるんだよな(なので『LoV II』はそれなりにやっている。チャレンジクエストばっかりだけど)。自分の部屋にいるときのゲームの優先順位が下がっている、ということなんだろうか。……やっぱり疲れているのが原因のような気がする。まあ、無理してゲームすることもないだろうと思っているのだから、今は手元に溜まっている本でも読み進めるのがいいのかも知れんな。やりたいことをやろう。

●でもやりたいゲームはそれなりにあったりする。最近また再開した斑鳩(360版)はもっとやりたいし、ケツイだってやりたいし、銃殺ゲーもやりたいものが多々ある。それに加えて

これ観てたら、「やるべきゲームを絞りたい」という理由で一度は離れたブレイブルーをまたやりたくなってきた。やっぱこの二人の対戦は面白いわー。なんかアーケードで新バージョンも稼動するらしいし、ある意味、再開するにはいいタイミングなのかも知れない。

●宣伝。ちと前に、新潟県は見附市にカレー屋『ナイル』がオープン、美味いんだけどあまり人が入ってる印象がないので新潟在住の人は行ってみよう。元はスリランカ料理店『セレンディップ』のあった場所。具体的な場所はこちら
 地図を見れば地元の人はわかると思うが、見附というよりはほぼ栄に入るあたり。道路(国道8号)からは見えにくい位置だし微妙に住宅街のはずれにあるし、場所がイマイチなんだよ……カレーは美味いのに。人も全然入ってないし、いつ潰れるかと悪友白楽ともどもヒヤヒヤしているので、新潟在住の人は是非行ってみるといいよ! 新潟在住じゃなくても行ってみるといいよ! そして皆でカレーを食おう。


08月19日(木)

 昨日の日記で紹介した『A.R.E.S.』だが、公式サイトにて体験版を発見。DLして遊んでみた。

 操作についてだが、パッドはXbox360の有線パッドにのみ対応(他のパッドは未対応っぽい。JoytoKeyなどを使うしかない?)。パッドがない場合は、キーボードとマウスで遊ぶことになる。一応両方の操作について説明する。
 まずキーボード使用の場合は、FPSのようにWASDキーで移動、スペースキーでジャンプ、マウスで照準の移動と射撃を行うことになる。左クリックすることで、自キャラから照準の位置へと直線的に射撃を行う。そしてパッドの場合、左スティックで移動を行い、Aボタンでジャンプ、Xボタン押下または右スティックを倒すことで射撃を行う。

 やらなくてもわかるだろうが、この二つの操作、遊んでいて全く感覚が違う。特にキーボードの場合は自在に狙いをつけて射撃を行えるため、なんかあんまりジャンプアクションを遊んでいる感じがしない。敵が出てきたら即座にマウスでカーソルを敵に合わせて左クリックでファイア、ってこれFPSやってんのか俺は、みたいな気分になってくる。
 パッドの場合はいい意味で普通のジャンプアクションになる。Xボタンでの射撃はボタン押しっぱなしで連射ができ、そのまま左スティックを倒すことで射角の変更ができる。右スティックを倒しての射撃はそのまま、倒した方向へと射撃を行うことができるのだが、個人的には前者は移動しつつの射撃、後者は立ち止まって正確に狙いたい場合に活用した。

 どちらの操作がいいかは好みによるだろうが、個人的にはパッドのほうがずっとわかりやすく遊べた。

 ゲームは1面のみプレイ可能となっている。このステージはチュートリアル的な内容となっており、基本的な操作と消費アイテムの使い方、また画面全体攻撃の使用法などを教わってボス戦に入り、ボスを倒すと終了となる。そこで入るちょっとした演出が興味深い。

 狭い場所を進むときなどは少々カメラが近く、気付いたらすぐそばに敵砲台があってそこから弾を撃たれるシチュエーションが多い気がしたが、それでも総じて好印象。配信が楽しみだ。


08月18日(水)

 キュンと来たので日記を書くぜ! まあまず何も言わずに下の動画を観てくれ。

 アマチュアクリエイターのゲーム製作コンテストにて入賞したゲームで、XBLAの新作として配信されるらしい。詳細はこちら。ちなみにPC版も出るっぽい。
 で、動画なんだが、いいなあもう。最初に出てくる3体のボスっぽいやつの動きがどうにも、『メトロイド』というか後期の『ロックマン』というかむしろトレジャーっぽくてたまらん。ゼロ移動爆装っぽい動きもあるし、トレジャーリスペクトな匂いがしてきて更にたまらん。ただ海外産ゲームでこの手のアクションは、俺の期待値に届かない、もっとはっきり言うとガッカリ気味の出来であることも多いので様子見の構えで行こう。

 とか思ったが20秒あたり、地形から身を乗り出して下の足場にいる敵を撃つシーンを入れるあたりに製作者の丁寧なつくりというか、「この手のアクションゲーム」におけるセンスを感じてしまう。動画そのものは映画の予告編っぽくって、かっこよさげなシーンを繋いでいるだけでその間はどうなんだろうとか考えないでもないんだが、しかしその中にわざわざあんな地味な下射撃シーン(でもアクションゲームとしては結構ポイント高いシーン)を入れるそのセンスは普通じゃないだろう。
 まあ、とりあえず今は動画を見返してワクワクしていよう。配信はまだまだ先だろうし、8/25には『Scott Pilgrim Vs. The World』も(多分)配信されるし。

    *    *    *

 一昨日の話だが、悪友白楽より夏コミで入手した『ソラ』を受け取る。ワーイ。

 早速インストールしてイージーで一気にクリア。ラスボスは苦労したが、それ以外は比較的容易に突破(何度かミスはしているが)。武装はビームライフルの威力の高いやつ、バズーカ、ソード。ちなみにソードはほぼ無使用。

 とりあえず的に思ったことを書いてしまうが、前作(前々作、と言うべきか? スグリのことな)以上に弾が見辛く、また実弾とビーム弾とが判別しにくいな。ラストバトルなどは何が何やら、である。ラスボスは難度としてはヒメよりは弱いと思うが、わからん殺し(初見殺しと言うよりは、わからん殺しだよなあ)的にやられるのは少々ストレス。半透明の爆発エフェクトの多用はどうかと思う。

 あと全体的な難度はスグリよりも下がった、か? 尤も俺自身はスグリを遊んでいた身なので、このゲーム独特のセオリー(ダッシュを使うべき場所、使うべきではない場所)を理解しているからそう感じるだけかも知れない。

 演出面は全体的にかなり良くなってる。スグリからの正当進化っぽい背景演出は多々あるし、カメラアングルの変更による演出もある。特に後者はこのゲームが空中戦であることが活かされているし、それを強調していてステキ。

 敵の攻撃の多彩さは相変わらず。派手で豪快な攻撃は見ていても気持ちいい。ただ、上で書いたようにわからん殺しに直結している面もあって微妙、という気もしないでもない。敵のビーム系攻撃の、ビームの「フチ」がわかりにくいのが個人的にどーもストレス。ここらは慣れでなんとでもなるとは思うけど。

 スグリでは「道中いらねえ」とかいう声があったが、個人的にはあの道中も好きだったことを踏まえて、今回の道中。
 うむ、前作よりも面白くなってる。画面を大きく動き回る敵が減って狙いをつけやすくなっていること(スグリ3面とソラ4面あたりを比較するとわかりやすいと思う)と、全体的に硬い敵が減ったせい、だと思うが……ここらは確認してみる必要があるかも。

 ……まだ書きたいことはあるが、ひとまずはこんなところだろうか。使用武器も少しずつ増えているので、色々な武器を使いながらノーマル攻略に取り掛かるとしますか。

    *    *    *

 漫画版の『シュタインズ・ゲート』を立ち読みしてみた。これね。

 ……ううむ。Amazonのレビューにも書いてあるが、すげー駆け足な内容、詰め込みすぎ感満載。カバー折込部分で作者の人も「駆け足ですが」とか書いているあたり、承知の上でやった(やらされた?)んだと思うが、なんとも。1巻の時点でゲーム本編の中盤あたりまで進むところからして、2巻で完結させるのかそれとも3巻まで引っ張るのか、どっちだろう。なんにせよこのペースでは原作未プレイの人には辛いんじゃないかなあ……いやこの本読むような人はほぼ間違いなく本編をプレイしているだろうとは思うが、しかしなんとかならんかったんだろうか、これは。
 アニメ版はもうちょっとじっくり描いて欲しいな。電撃オンラインのインタビューでは製作スタッフ側が「少なくとも26話は必要」と言っていたけど、その意見が通るといいなあ。


08月15日(日)

 『シュタインズ・ゲート』をオールクリアしたわけだが、その反動か、ここ数日ばかりゲームをやる気力が一気に減衰している。一時的なものなのは間違いなく、少しすればまたすぐに色々やりたくなるけど。
 さてそのシュタインズゲートだが、クリアから3日ばかり経過してもまだそのときのテンションが継続していることもあり、思うところをダラダラと箇条書きにしていくことにする。ネタバレも含むので注意、一応反転はしておく。

    *    *    *

(反転)
●終盤、『スカイクラッドの観測者』のフルサイズ版かかるシーンでのオカリンの鳳凰院モードがかっこよすぎてたまらん。序盤では苦笑いしつつ読んでいたあの名乗りが、あのシーンではあれほどにかっこよく見えるあたり、伏線の張り方と展開の持って行き方が上手いよなあ。
●改めてOP観ると中盤以降のシーンが連発されてるな。ゲルまゆとかデカデカと出てるし。それにしてもゲーム内時間での8/13以降しばらくはまゆしぃが殺されまくるので見ていてつらい。
●歳を取ったせいだろうか、ラボメンの仲良さそうな様を眺めているとえらく気分がいい、というか微笑ましい。そしてあの様をもっと見たい気持ちがある。つまり要するにアンソロとか読みたい気分。あの手の本はもう買わなくなって久しいが、今は読みたい気分なのだ。
●先日このゲームの感想を軽く書いたとき、『ゴーストトリック』とちょっとだけ比較したが、何故自分がそうしたのか考えてみたところ、どっちも最終的なストーリーの根底にあるものが『運命に抗うこと』であるがためだ、との結論に至る。シュタインズゲートでは中盤以降、ゴーストトリックでは終盤での、負の運命をなんとか回避しようとするシーンを読み進めるときの気分が似ているのだ。
●「これならなんとかなるか……?」「ダメだ!」「ここまでやってもまだなのか! まだダメなのか!」みたいな。シュタインズゲートにしてもゴーストトリックにしても、熱いんだよなあ、あのあたりは。
●シュタインズゲートにおいては基本的にオカリンが色々なものを背負って運命と対決(文字にすると陳腐だけど、こう表現するしかねえよなあ)するが、ゴーストトリックでは主人公を始めとして各々が全力を尽くして運命を回避しようとする。俺は、ゴーストトリックのその総力戦っぷりが大好きなのだろうと自己分析。
●断っておくがシュタインズゲートの展開も大好きではある。たった一人で必死に抗うオカリンが熱くてたまらん、そして心が折れそうになってクリスを頼るシーンも大好きだ。あのあたり、オカリンもクリスも『いい人』っぷりがよくわかって気持ちいい。そしてオカリンがクリスを頼る、あのイベント絵も好きだ。
●それはそれとして、私的に好きなセリフのひとつに「まゆしぃは、オカリンにガッカリなのです」がある。あのへんのシーンはいい意味でノリの軽い掛け合いが展開されていて好きだ。
●それとオカリンの声優さんである、宮野真守さんの演技が素晴らしいの一言。普通のときの「普通の人」っぽい声も、鳳凰院凶真のときのやたらとテンション高い声とのノリの差、あと苦渋の選択をするときの死にそうな声とかたまらん。まゆしぃがオカリンにガッカリな直後の「クリスティーナ! クリスティーナ!」のときの軽いノリの声とかもいい。1章でのダルに対する「うるさーいフェイリスのストーカー」の棒読みっぷり(棒読みの演技ね)とかもステキだし、クリスルートの最後、エンターキーを押す前の演説と、押した後の「何かを必死に噛み殺しながらの」演説のときの声とかも素晴らしすぎる。
●総じて、オカリンというキャラをどこまでもよく掴んでいるのがわかる。電撃オンラインに掲載されていた開発者インタビューによると、宮野さんには特に演技指導などしていないとのことだが、それでここまでオカリンというキャラをしっかり演じきっているあたり素晴らしいな、本当に。

(反転終了)

 まだ自分の中でくすぶっているものはあるが、それらは形になったら書こう。いやあ、面白かった『シュタインズ・ゲート』。


08月12日(木)

 ここ数日間はずっと『シュタインズ・ゲート』(音出ます注意)を遊んでいたのだが、つい先程やっとクリア。以下ダラダラと。

 いや面白かった。終盤、やや展開が読めるところはあったが、そのあたりは王道と言っていい展開なのであれでいいのだ。それまでにあった捻りのきいた展開も、体温上がるくらいに盛り上がったこともあるし。ただ、何しろ直前に遊んだ『ゴーストトリック』が私的に素晴らしすぎたこともあって、どうもそちらと比べてしまう。そして私的にはゴーストトリックのほうが好きでもあったり。いや厳密に言えばこの二つはジャンルが違うし、そもそも別ゲーなんだから比べることが間違いなんだけど。

 まあ比較はともかくとして、間違いなく面白かった。常時先が気になる展開は本当に素晴らしかった。深夜に「1時か。30分だけ遊ぼう」とか思っていたのに朝6時までゲーム遊んだのも久しぶりだよ本当。状況が許せばそれこそ二日間ぐらいぶっ通しで遊んで一気にクリアしたであろう自分が見える。

 以下、ちょっと余談となるが。

 このゲームについて書きたいことはそれなりにあるのだが、迂闊なこと書くとすぐネタバレになりそうで怖いな。わかりにくい、遠回しな表現をしても、それは『断片的な情報』になってしまうしそこからの推察もできてしまう。そして、その推察を持ってゲームに触れると「あ、これはもしかしてあのとき書かれていたアレかしら」なんていう、正解に近い推察を生む。

 俺自身、そういった経験をさせられたことはよくある。遠回しな表現でも、そこからの推察はできるし、その推察を抱えて本編に触れればどうしても無知の状態でシナリオに触れたときよりは『読み』が鋭くなる。そして、その鋭さの分だけ、感動が殺がれる。面白さがスポイルされてしまう。

 じゃあネタバレを避けつつ、自分以外の誰かに面白さを伝えたい場合は何も言わないのが正しいのか、というと……個人的にはそれが正しいと思う。「面白いよ」とだけ主張するのが正しい、と思う。
 とは言え、これだけではどう面白いのかは伝わらないし、他の人の興味を引くことも難しいので、このあたりはやっぱりバランスかなあ。うーん。

 ゴチャゴチャと書いてしまったが、まとめとしては「シュタインズ・ゲートは面白かったので皆も遊ぼう」ということで。1年近く前から言われてるのに何を今更、という感じだろうけどな! あとゴーストトリックも面白いので遊ぼう。

    *    *    *

 更に余談。「断片的な情報とそこからの推察、そしてそれによる擬似ネタバレ」について色々と思うことがあるのだが、これは別の機会にまとめて書こう。


07月28日(水)

 『ゴーストトリック』クリア!

 少し前にカプコンから出た、巧舟氏(『逆転裁判』の人)が中心にいるゲームである。先日、24日に東京に出た際、ワンフェスの待ち時間用に購入した。元より、巧氏のテキストセンスは大好きなこともあり、いずれ購入しようリストにも入っていたのである。
 そして実際に始めてみてさあ大変。購入当日である24日の夜はホテルで遊び、ワンフェスの待ち時間でも当然遊び、26日以降はもう一気にプレイを続けてクリアしてしまった。いやあ、素晴らしかった! 面白かった! ああ面白かった!!

 このゲームの開幕において、主人公はなんといきなり死んだ状態となっている。自分の名前を筆頭に過去の記憶を全て失っている主人公は、「自分は誰なのか?」「なぜ、こんなことになってしまったのか?」を知るべく行動を開始する。

 主人公は死んでしまっているわけだが、それ故に様々な無生物に「トリツク」ことが出来、そしてトリツいた物体を「アヤツル」ことができる。アヤツルことで物体を様々に動作させ、無生物から無生物へと移動を繰り返し、自分の過去に繋がる人物と接触を図っていく。その中には死の運命に誘われる者もいるが、そういった人物は先述の「トリツク」と「アヤツル」を使って死を回避させ、運命を更新してゆく。

 そして、この「トリツク」「アヤツル」を使ったギミックが素晴らしい。

 トリツクことのできる対象は多数あるのだが、それらに一通りトリツキ、そしてアヤツってみることで、無生物のアクションを理解していく。すると、最初は『点』だった個々の動作が繋がり、登場人物にその死を回避させるための『線』が見えてくる。「ああでもない」「いや、しかしこうすれば……ううん……」と頭を捻る時間は悩ましくも楽しい。
 そしてその『線』が完成し、運命を更新し切った瞬間の「決まった!」という爽快感。これは『逆転裁判』で僅かな証拠から犯人を追い詰め、そして証拠品を突きつける瞬間のアレに近い。

 だがこういうゲームにおいて、正解が見えず苦悶する時間は、長く続けば次第に苦痛となることも少なくない。しかしこのゲームはそのあたり上手くやっている。大きな失敗をしたときや、正解に一歩近づいたときなどは、登場人物が「これは、やり直したほうがいいかも」とか「うまい! でも惜しい、あと少しだ」といった具合にヒントをくれる。これらのヒントを参照しつつ、『どこがポイントか』を考えていけば自然と正解が見えてくる。

 あとはストーリー。これは素直に、引き込まれる展開と先の読めなさが素晴らしかった。まあ、これは語れば語るほどネタバレとなってしまうので伏せておこう。絡み合う糸が解けてゆく快感を思い切り味わうことができるぞ。

 ほかにも細かいところでは、キャラの動作がいい(女の子キャラの動きがかわいい、またカバネラやテンテコの舞などの奇妙な動きも観ていて楽しい)し、巧舟テイスト溢れる『逆転裁判』譲りのテキストも非常に楽しい。テンポ良く読めるし笑えるし、それらがキャラ立てに大きな役割を果たしている。その結果、クリアする頃にはどのキャラも輝いて見えているはず。

 とまあ、深夜であるにも関わらずクリアした勢いで長々と書いてしまうくらいに面白かったわけだ! 最後にもう一度言おう、素晴らしかった! ああ面白かった!!


07月26日(月)

 さて昨日はワンフェスに行っておりまして。写真をまとめておいたので興味ある方は是非どうぞ。しかしトータルで360枚以上も撮影したのか俺は。道理で疲れたわけだよ。
 以下、箇条書きで。

●今回、2つばかりディーラーさんと話すことができたのだが、非常に有意義な話をできて面白かった。今後も自分の好きキャラを立体化したりしている方には積極的に声をかけて行きたい次第。

●前回、超かっこいいタムタムを出していたCHEMICAL REACTIONさんだが、今回の新作は『ナイツオブザラウンド』よりパーシバル。相変わらずすごい選択だ。

●ディーラーの方と話すことができたのだが、「また何でパーシバルですか」と尋ねたところ、

>「フェイトってアニメがあるんですが、あれってアーサー王伝説が元ネタのひとつじゃないですか。で、アーサー王ならナイツオブザラウンドだろう、ナイツオブザラウンドっつったらパーシバルだろう、ってわけで」

 いい人だ。

●今回一番の反省点、フラッシュを焚きすぎた。撮影した写真がどれもこれも白がすげー強い。画像加工でなんとかしようとしたが、限度があることを今しがた思い知っている最中である。

●かと言ってフラッシュ焚かないと明らかに写真が暗くなるんだよな。このあたりうまいやり方を少し調べてみるか。

●そして二番の反省点、終盤になって疲労がピークに達すると撮影が雑になりすぎ。良さげなフィギュアが展示されていても「うーん、まあいいや」みたいに流すことが多くなってきていかん。体力をつけましょう。あと会場の上手い回り方を覚えましょう。特に後者、場当たり的な回り方してると時間がいくらあっても足りないのでそこんとこ注意。特に今回はなんかあちこちフラフラするように回ってしまったせいで、あちこち見落としているディーラーさんが多々あって自分でもガックリである。

●あとワンフェスの待ち時間用にDSソフト『ゴーストトリック』を購入。巧舟氏のテキストセンスは相変わらず最高だ。あとシカケのネタも新しいものが出てくるたびに「よくこんなの思いつくなあ」と感心することしきり。

 ともあれワンフェスは楽しかった、参加なされた皆様お疲れさまでした! 次回も楽しみだ。


07月22日(木)

 今年の夏コミまで既に残り一ヶ月を切っているのだが、橙汁にて『ソラ』の完成が発表されているじゃないかね君! まあ、トップページのほうにはバナーまで貼っておいて今更何言ってんだって感じですが。

 それにしてもついに完成か。『スグリ』は好きゲーなので、その系列のゲームである『ソラ』の完成は一ファンとして素直に嬉しい。橙汁の日記によれば、夏コミまでにはリニューアル体験版も出したいとのことで、ひとまずはそちらを楽しみにしていよう。
 夏コミは行かないしそもそも行けない(と思う)が、それでもソラは欲しい。夏コミに行くであろう友人に頼むか。

 で、折角なのでオープニングにリンク貼っておこう。

 これだけではちょっと寂しいので、前作に該当する『スグリ』の関連リンクとかも貼ってしまおう。

橙汁Wiki
●当サイトの紹介記事。手前味噌だけど勘弁
LRさんとこ。スグリの攻略記事あり

 ずっと待っていたゲームが出るというのはいつでも嬉しいものだ。盛り上がるといいねえ。楽しみだ。


07月15日(木)

 『シルバーガン』。昨日のプレイはステージ2ルートALLで1570万オーバー。5Aは600万超え。『繋ぐプレイより切れないプレイ』を意識した結果こうなった。5Aボスは自爆されたことも含めて考えると、当面の目標としていた1600万は十分射程圏内に入った。

    *    *    *

 以下別の話。

 このゲームは名作として名高く、また普通のシューティングと比較してとんがった箇所が多いがため、あちこちで様々に語られているのだが、それに対してこのゲームをプレイできる環境は今となってはあまりに少ない。故に、このゲームの特徴的な部分の情報ばかりが先行してしまい、過剰に解釈されている箇所も多く、俺としてはそれが残念でならない。
 もう少しくだいて言うと、このゲームをあまりよく知らない人に勧めたときに言われる(ことがある)「でも、稼がないとダメなんでしょ?」とかいう言葉が残念でならん。いや確かに最終的には稼がないと厳しくなるんだが、極端な話、火力不足を感じるまでは別に稼がなくてもいいんだということをわかって欲しい。全く稼がないというのもちょっと、このゲームの大きな要素のひとつを否定してしまうようでアレだが(別に悪くはないけど)、できる範囲からやってくだけでも十分なのだということも知っておいて欲しいのだ。

 最初はそれこそ先に進むことだけ考え、進めるようになったら序盤のほうでの稼ぎ(赤チェインでも、ボス破壊率100%でも)を意識して、そこから少しずつスコアを伸ばしていって「上手くなる自分」を感じ取るのが妥当な流れだと思うのだが、今の時代の多すぎる情報がその流れを阻害してしまうんだよなあ。「多量の情報がまとめられていることは有難いし有用なのだが、それがマイナスに作用する場合もある」って話なんだけど。
 だからこそ、このゲームを語るときに確実に話題になる『稼ぎの重要性』と同じくらい、『稼ぐのは必要性を感じてからでいい』ことも語られて欲しい。とっつきは確かによくはないが、そのイメージばかり強く抱かれて敬遠されるのも残念なので。

    *    *    *

 余談。『バトルガレッガ』も、情報の多さという点でシルバーガンと同じ立場にあるように思える。あれも極端にランクを上げたり(連射しっぱなしとか)しない限りは、5面までは比較的普通に遊べるゲームだったりする(弾の見辛さは……許せ)。なのにランク調整の重要さが語られすぎていて、それを知っているがために損しているプレイヤーが少なくない気がする。ランクが重要なのは確かだから、その点について語られること自体は全然悪くないんだが……。

 EVO関係の動画でも貼ろう。

 優勝者のがる氏は日本人だったのか……俺は全く知らなかったのだが、有名プレイヤーなんだろうか。素人目の意見だが、中盤以降のシールド読み(使うにしても、使われるにしても)の冴えが鋭い鋭い。

 『マヴカプ2』の素晴らしい名勝負、との情報をブログのほうで得たので。これから観るよー。


07月12日(月)

 EVO 2010終了ー。『スーパーストリートファイターIV』、気になる優勝者は……まあ既にあちこちで情報が出てることだし書いてしまおう、ウメハラ氏でした。
 でもって決勝戦の様子がYOUTUBEにアップされておりまして。

 最終試合はウメハラ氏vsEG.Ricky Ortiz氏。リッキー氏が足払い合戦でウメハラ氏に引けを取ってねえのがすげえ……あとEX救世主キック(小ジャンプ>回転連続蹴り>サマー)をいちいち絶妙なタイミングで出してくるのが怖い怖い。いやあ、いい勝負だ。

 あと公式に大会結果一覧も掲載されておりました。
 今朝方起きて動画配信を観たらちょうど『マヴカプ2』でジャスティン氏が戦っていたのだが、すげー安定して勝っていたので「やっぱ強いなこの人」とか思っていたらそれが決勝だったという。すげえな。あとメルブラは1位のGaru氏・2位のLordKnight氏、そろってハーフムーンの琥珀使いだった。どう強いのかはよくわからなかったけど、ゲージ技を利用しての隙の消し方とかシールドの使い方が上手かった、と思う。他に上位に食い込んでるシエル使い(名前失念、クレッセントだった)も上手かった。

 名勝負が多くて面白かったー。動画とか公式がまとめてアップとかすればいいのに。


07月11日(日)

 さて、アメリカで行われている格ゲーの大会『EVO 2010』。大会種目のひとつである『スーパーストリートファイターIV』がセミファイナルまで終わり、ベスト8が決定したわけですが。その8名について、マゴ氏のブログにて詳しくまとめられておりました。

 ベスト8の面子の中ではウメハラ氏に期待するのは無論として、Mike Ross氏とVance "Vangief" Wu氏も楽しみ。ustreamで放送されていた対戦を観ていた限り、この二人は精度が高い動きをしているように見えたので。Vangief氏はジャスティンを下した(!)こともありちょっと期待。他にはInfiltration氏のジュリがちょっと興味あるんだけど、試合内容を見ているとジュリはサブキャラっぽかった(豪鬼がメインっぽい)こともあって、多分ファイナルでは豪鬼を使うのであろうな。世間での評判だと、ジュリは初心者に強く上級者に弱いキャラとされている節があるので、上級者相手にどう戦うのか見たかったんだけど……。

 ちなみにスパIVのベスト8戦もオンラインで放送されますが、日本時刻での放送時間は明日、月曜午後1時頃から。観られません。仕事中です。
 月曜午前2時(つまり今日の深夜)からは『メルブラ』、午前4時からは『マヴカプ2』なので、せめてメルブラは少しくらいでも観たいところ。明日が休みだったら良かったのだがな。

 なお、EVO 2010の放送サイトはこちら。夜11時半の現時点では何も放送してないけど。少し早めに寝てメルブラに備えようか。

(追記)……と思ったら1時間ずつ遅れるようだ! つまりメルブラは3時、マヴカプ2は5時からか。


07月06日(火)

 ダラダラしているうちに月が変わってもうたー。書きたいことはそれなりにあるのだが、全部を書いても散漫とした日記になるのが目に見えているのが困りもの。
 まあ「書きたいことはそれなりにあるのだが」なんつったって結局全部ゲーム関係のことなんですけど。とりあえずここ最近気になったものを箇条書き。

    *    *    *

●天の声が聞こえたので『ガンデモニウムリコレクション』を遊ぶ。プレイデータを見ると、一応難度リバイズド(ノーマル)はクリアしていた模様。

●それじゃあ、とアンリミテッド(ハード)を開始。進めやしねえ。

●コンテしまくりで銃魔殿のMONICA(爆弾投げてくるアイツ)その2を倒すところまでは行くが、その直後のERESH KI GAL(大鎌持ってるアレ)に負ける。むう。

●それじゃあ、とまだクリアしてなかったノービス(イージー)をプレイしてそのままクリア、実績取得。

●数年前、無印のガンデモをやっていたとき(確か07年だか06年だかその頃)に攻略に関するメモをつけていたことを思い出してチェックしてみたが、なんつーか、攻略メモを読むと色々と胸が熱くなるな。ただのリプレイデータやプレイ動画からは伺えない、試行錯誤の跡が伺えるからなのだと思うが、やっぱりこういうのはいいものだ。

●そしてこういうのを眺めていると攻略を書きたくなってくる。このゲームの攻略は色々と難しいが(理由はいろいろあるが、ランクによって攻撃が変わりすぎることが一番大きい)、特定の攻撃についてのメモみたいなものならある程度はやれるか。ひとまず自分用にメモを取りつつ進めてみるか。

●その当時の攻略メモはエリクシレルの第一形態まででした。多分第二形態の避け方がわからなかったんだろうな、当時の俺は。ちなみに今もエリクシレル第二形態の避け方はわかりません。気合とボムが頼りだ。

●探したところ、動画もあった。

 観てみたんだが、序盤はともかくとして3面中盤あたりからの展開がこのゲームの真の姿……なんだろうか。敵の攻撃がメチャクチャでそれなりに死んでるんだけど、それ以上のペースでエクステンドするのでなんとかなるという豪快なバランス。自分の腕でもやれそうなところは参考にしてみよう。
 あとデモニックシフトは弾避けがわりに使うくらいのつもりでいいんだろうか。動画その2のエリクシレル戦などはそんな感じだったが……。

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GODSGARDENの動画配信がここ最近の楽しみのひとつ。『スパIV』を中心とした格ゲーの大会を企画(オンライン・オフライン問わず)したり、動画を配信したりしているところである。

●俺が観始めたのはこの試合からなんだが、

 いやーもうレベル高い高い。試合結果については伏せておくけど、これほどにレベルの高い勝負が家にいながらにして観られるとはいい時代になったものだ。この大会を企画した方々と全ての参加者に感謝。そして今後にも期待。

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●海外の格ゲーの大会である『EVO』だが、今年のそれはオンライン配信がなされるらしい。サーバーがパンクするとか、そんな事態になったりしない限りは日本からでも観られるだろう。楽しみ。

●しかし大会が行われるゲーム群の中に『メルブラAA』があるのが意外と言えば意外。いや国内の大会なら十分わかるんだが、海外でそこまで人気があるとは思ってなかったので……海外でも『月姫』は知られていたりするんだろーか。

●個人的に楽しみにしているゲームは『スパIV』だが、他にも『マヴカプ2』と『タツカプ』の試合も何気に楽しみだったりする。とは言っても俺はこの2作をまともに遊んでない人なので、一見しても理解できないだろうなという気はするが、観ているうちにこれらのゲームの要となる何かを理解できる(かも知れない)し、その上で観戦すれば相当楽しめるのではないかと思っているので。

●マヴカプにおけるジャスティンの強さを理解したい、というのもある。以前、マヴカプ2のジャスティンの対戦動画を観たことがあったのだが、何しろマヴカプに対する俺の理解度といえば「よくわらかんけど、すごいんだなあ」程度のもので、強いんだろーなーとは思えてもどのくらい強いのかがよくわからなかったのだ。なので、ジャスティンが勝ったときの会場の盛り上がりもよくわからなかった。そして、それが俺としてはちょっと残念だったのである。

●このオンライン放送をきっかけに、自分のよく知らないゲームに対する理解が深まるといいなー、などと考えていたりするわけだ。そのほうが楽しめるだろうし、会場の盛り上がりと一緒に盛り上がれるだろうから。


06月24日(木)

 『初音ミク ProjectDIVA Arcade』が、地元のとあるゲーセンに入ったとの情報を得た。
 きっと店の周囲はキモオタで埋め尽くされ、店員はブチギレながら枯れた喉で大声を張り上げ、いつケンカが始まっても不思議じゃないような殺伐とした空気が漂っているに違いない! ひゃあこわいこわい! と思いつつその店に向かってみた。

 結果そんなことはなかった。残念。

 店内に入ってみたら導入されていたのは一台、そこに3人ほどがいたのでとりあえずDDRなぞやって時間を潰す。しばらくして戻ってみたら待ち人数が5、6人ほどに増えていた。プレイ画面を眺めてニヤニヤしつつも隙を見てプレイしようと思っていたのだが、集まった人が減る気配はないし、何より冷静に考えてみると俺は基本的にDDR以外の音ゲーはあまりやる気がなかったりする。

 そんなわけでその店で『パニッシャー』やって帰りましたファイオー。パニッシャー面白いなパニッシャー、初めて5面まで行けたよ! 二人用で遊ぶと会話シーンでニック・フューリーがパニッシャーにツッコミ入れてくれるので楽しいよ!

 それはともかく、入荷された新作ゲームを見るべくゲーセンに向かうというのはいつになってもちょっと楽しい。明日はその店に『エヌアイン完全世界』が導入されるそうなので、明日もまた行ってみよう。そしてエヌアインを遊ぶと思いきやまたしてもパニッシャーを遊ぼう、ファイオー。

 そんなにパニッシャー好きか俺。ああ好きさ。
 一応断っておくと、エヌアインも遊べれば遊ぶつもりではある。それなりに楽しみなのよ。


06月22日(火)

 ローカル情報。

 新潟県は長岡市にあるバッティングセンター、長岡ドームにて(俺だけに)絶賛好評稼動中の『クレイジータクシー』。先日バッティングやるかー、その合間にでもクレタク遊ぶかーと行ってみたところ、クレタクの設定が1コイン2クレジットになっていた。皆もウェストコーストで個人タクシーを始めてみないか。
 ちなみにアーケード版のクレタクなわけでつまりあの立ってプレイする純正筐体なわけだが、世に出てもう10年くらい経過している年季の入った筐体のはずなのに妙に小奇麗だしなんかやたらとメンテいいし筐体上部にゲーメストに掲載されていた(と思う)マップが張られていたりする。担当者の愛が溢れていて筐体がまぶしい。

 多分インカムはかなり悪いと思うので(何しろ俺以外にやってる奴見ねえのよ)、近場の人はバッティングの傍ら遊んでみてはどうだろうか。長岡インターからすごく近いので高速道路経由でのアクセスもいいぞ。

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 先日の日記で動画を張った、くにおくんっぽいアクションゲーム『Scott Pilgrim vs. The World』だが、原作は漫画で、どうも映画化もされるらしい。

 トレイラーを眺めていたんだが、なんつーかネタ多いな。日本で上映されたら是非見たい。2分4秒あたりの1upを取るあたりとラストのリバーサル表示が個人的にかなりツボ。多分、真面目に観るにはどうしようもない映画という気がするが、ネタ映画としてはかなり楽しめそうな気がする。地元でも上映されるといいんだが……それ以前に日本で上映されるだろうか。


06月19日(土)

 直前の日記では『現代萌衛星図鑑』について書いたが、どうもゴチャゴチャと勢いで書いて失敗したのでもう一度。

 要するに、機械を擬人化することで、機械が抱く決意だとか機械と人の間の信頼だとか、そういったものが違和感なく書かれている良い本でした、ということを言いたかった。表紙が気になった人も、表紙に抵抗を感じた人も一読してみるといいかも。

 以下雑記。

 気になるXBLAゲー動画。まず『SPACE INVADERS INFINITY GENE』。

MOONDIVER

 開発のえらいひとの中に四井浩一氏の名前が。この人は『ストライダー飛竜』『キャノンダンサー』『ヒットラーの復活』『ロックマン2』に関わった人で、つまり俺は買うべきゲーム。

『Scott Pilgrim vs. The World』

 ナイト2000で笑う。あと構成の違う動画もある、こっちのほうがPVっぽい。

 『くにおくん』シリーズっぽいな。面白そう。ただ、海外のこの手のゲームって見た目は面白そうでもやってみると単調でつまんないことが多いので……評判待ちに徹するべきだろうか。あと「力が……勝手に……うわあああああああ!!」は何度観ても笑う。

『Castlevania Harmony of Despair』

 少し前に画面写真が公開されて「ネタじゃないの?」とか言われていた悪魔城アウトフォクシーズ。動画で観ると本当にアウトフォクシーズだな。

ジャンルの垣根を飛び越えた至高の名作が大復活! 『Deus Ex』最新デモプレイリポート&インタビュー
ディザーサイト

 スクエニが絡むのか……『Just Cause2 日本語版』みたいな真似(残虐行為の規制はしゃーないと思うが、こりゃ適当に過ぎるだろう)をやらかさないか、それがどうにも心配だ。ただそれでもディザーサイトの動画を観ていたらテンション上がってきた、楽しげなサイバー変身術がいっぱいだ。みんな大好きクローキング(光学迷彩)もあった。『Deus Ex』はFPS+RPGのはしりでもあるから、後発作品に負けないくらい面白く仕上げて欲しいところ。

 あと先週の日曜だが、メロンブックスにて『バトルガレッガ』なるタイトルの東方の同人誌を見かけた。レミリアが不夜城レッドで鳥稼ぎするような内容かと期待したが、表紙にあった一文と同行した友人の意見からして、そのサークルさんの過去作の総集編らしいのでスルー。無念。
 にしても「レミリアが不夜城レッドで鳥稼ぎ」とかそういうのは、むしろまりおねっと装甲猟兵さんとこのほうがやりそうなネタか。吸血鬼なので死なない≒臨死ができない、とか。


06月17日(木)

 『現代萌衛星図鑑』が届いた。

 つい先日地球に帰還し、大気圏で燃え尽きた『はやぶさ』が話題になったことから、この本についての話題を目にする機会に恵まれた。レビューには良書とあったし、俺自身はやぶさを通じて衛星に興味が湧いたこともあり購入してみたが、うむ。良い本。まだ1章(ひまわりに関する話)を読んだ段階なのだが、きちんと衛星の誕生から終焉に至るまで語られている。
 しかしそれよりなにより、著者であるしきしまふげん氏のテキストがたまらん。各章の冒頭にはその衛星の起源や歴史に基づいた短文があるのだが、ものすごく、こう、ロマンなのだ。そしてそれは本文にも及んでいるのだ。落ち着いた語り口で淡々とドラマを語られるのは妙にテンションが上がるのだ。それはヘンな表現を許してもらえるなら、シューター的ポエムのノリとも言える。

 そう、それこそ斑鳩が行くのである。ジョン・フォードは階段を駆け下りるのである。フォルトナはひとりぼっちで息絶えるのであり、地球人類は衛星軌道上のテトラIVにいる4人のクルーを残して全滅し、変態メガネは彼のすべてを手に入れるために死地に赴くのである。

 最後ちょっと違う。ともあれ、これらのシチュエーションを知ったときの、ストーリーを知ったときの奇妙な胸の高鳴りのような、そんなノリがテキストの随所随所にあって、読んでいて引き込まれる引き込まれる。4章の「みどりII」の話の出だしがいい感じだったのでちょっと引用するが、

<<
 それは突然の別れだった。1997年6月30日、地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」(ADEOS)は突如消息を絶った。後日、ドイツの高周波物理学研究所によるレーダー観測で、太陽電池パネルが千切れ飛び、息絶えている「みどり」の姿が発見された。事故原因は、全長24mにも及ぶ伸展式の太陽電池パドルが宇宙空間での温度変化に対応できず、破断したためと判明した。
 事故から5年。「みどり」の後継機として、「みどりII」はこの世に生を受けた。事故の教訓を汲んで設計を見直された太陽電池に、強化された自己診断システム、そして亡き姉の意思を胸に秘めて。
>>

 ……基本全部このノリですよあーた。擬人化っつーとどうしても萌えキャラ化のイメージがあるし、それはこの本でも間違いじゃないんだけど、しかしそれが全てかというとそうではない。この本はどちらかと言えばそれこそ『斑鳩』ラストにおける「あなたは最善を尽くしました……私は、お役に立てましたか?」にハっとしてグっときてキュンとするような、そんな人(俺とか)向けに仕上がっている。

 SFなんかでは「人と、人じゃないものとの共同戦線」という題材がよくあるが、この本はそれを踏まえたテキストで、更に事実に沿って綴られている。それが私的にはどうにもツボだ。これは良い本だ、そして良い擬人化だ。買って良かった。


06月13日(日)

 ブログのほうにて、ニコ動にアップされている『バトルガレッガ』の動画の存在を教えてもらった。全一プレイヤーであるT3-神威氏の、ガイン2072万。本人による解説あり。

 観てみたんだが、うわあ。序盤から細かい稼ぎと微妙な調整を重ねている点でもう唸ったが、それより何より6面序盤の中型機地帯での勲章回収とかうますぎる。ガインは6面後半で戦車ハッチやレーザー砲台にウェポンを使わないほうが稼げるのか……ブラックハートIIに備えてウェポンを溜め込むのか。あと4ボスの稼ぎもうますぎる。

 つうかですな。ランクが上がりすぎて7面が開幕からおかしくなっているし、ブラックハートIIの最終形態は弾吐き出しすぎて処理落ち発生してるし(初めて見たよあんなの)、グロウスクイードはYGWゲーにおける最後の良心が吹っ飛んだような攻撃してくるし(あんな連射速度で弾を撃つ3WAYとロケット砲台なんてねえよ! 俺の知らねえガレッガだよ!)、グロウスクイード最終形態はランク上がりすぎて赤弾を破壊できてねえし、いやあ、見応えあった。面白かった。

 またやりたくなってきたなガレッガ。行動範囲にはエミュ基板以外に遊べる環境がないのがちょっと、気分的にナンだが(サターン版は持ってるけど)……ううむ。

    *    *    *

 そして本日は映画『アイアンマン2』観てきたー。

 前作と比較すると序盤はやや落ち着いた展開で、研究開発シーンもバトルも控えめ、というかほとんどない。これはちょっと物足りないかな? と思ったけど、中盤以降が一気に盛り上がったので良し。
 前作に比べると減ってはいたが、相変わらず「トニー社長のたのしい発明教室」なシーンがあった(やっぱりアームの動きがかわいい)し、バトルは盛り上がってた。特にバトルシーンは今回、いちいち燃えるシチュエーションで展開されるため観ていてテンション上がる上がる。終盤からラストバトルにかけての流れは熱くて最高だった。

 あと社長補佐の人(ペッパーさんじゃなくて。社長車の運転手やってる人)が色々とステキ。真人間っぽく見えて意外とムチャクチャなあたりたまらん。端役も一人一人キャラが立ってるし、ペッパーの微妙にトゲのある台詞もクスリと笑える。
 書き忘れていたが、前作でトニー社長が自室に戻ってからアイアンマンを開発するシーンで使っていた、超かっこいいデバイス群。今作でもあの手のデバイスは多々出てくる、やっぱり超かっこいい。欲しい。

 総じてやっぱり面白かった、ちなみに今回もスタッフロールの後にお楽しみがあるので観るつもりの人は要注意。

 以下ネタバレ。念のため反転しておく。

 (反転)前作は面白かったとは思っているが、不満点として「終盤になったらラスボスが突如現れて(中の人じゃなくて、敵側アイアンマンね)、そのまま撃破されて終了」という点があった。ポっと出のラスボスを勢いで倒してしまうので、ラストバトルに関してはどーもテンション上がらなかったのだ(それまでの展開でテンション上がっていたので、総じて楽しめたことは断っておくけど)。それに対して今回は比較的早い段階でラスボスの初期形態が出てくることもあっていい感じ

 終盤に入ってからも良かった、特に和風庭園のシーンは演出が映えててかっこいいったらない。無数の量産機を相手に立ち回るアイアンマンとウォーマシンがステキ。そしてアイアンマンが必殺技を出した後のローズの台詞「それ最初からやれ」に笑う。どのキャラもトニー社長に対するツッコミが微妙に厳しい(特にペッパー)のが楽しい(反転終了)。

 繰り返すが面白かった。前作もレンタルして、また観ようかな。


 


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