2007年12月
11月分 ← 一覧 → 08年01月分

戻る

日記にリンクを張る場合はアドレスの最後に「#日付」と入力すれば、その日に飛びます(01〜31)。
(例:200111.html#28→01年11月28日)


12月30日(日)

 『人類は衰退しました 2巻』読了。いやあ面白かった! 面白かったーー!!

 今巻は2話が収録されているが、後半の『妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ』が面白かった! いやこの「面白かった」という一言を書くときに「こんな単純な一言じゃなくてもっときちんとした形でこの感情を伝える言葉はないだろうか」と少し頭を捻ったが、そんなことしても逆効果でしかないと思い至り面白かったと一言に感情を込めることにした! もう一度繰り返すが面白かった!

 書きたいことはわんさとあるが、それは今は控えておこう、後日きちんと色々書こう、文字の色を背景色にして。とにかく俺内部に於いてこの本は「とても面白かったし読み直すことで新たに気付くポイントが一杯あること間違いなしなので、時間をおいてもう一度読みましょうリスト」にトップレベルでその名を登録されました。

 一見ファンタジー、中身はSF(ただしSF要素はそこまで濃くない。普通にファンタジーとしても読める)。そして全体的に軽くはあるけど、テンションが高すぎず読みやすい文章(ラノベの文章は妙なテンションの高さが読むに辛く感じることが最近増えた。好例は『スレイヤーズ!』あたりだろうか、いやスレイヤーズ自体は嫌いじゃないけど)が俺の好みであり、要するにやっぱり「面白かった」なのだ。そしてお勧めなのだ。

 あとこの本の著者である、田中ロミオ氏がシナリオ書いてるゲームがやりたくなったよ。『CROSS†CHANNEL』(こちらはPC版。18禁注意)とか『夏夢夜話』とか『ユメミルクスリ』(18禁注意)とか。

 あーところで今まで書き忘れていましたがコミケは31日のみ参加します。ただし今回は一般参加な上、割と早めに会場を引き上げる可能性も高いです。なお会場にいる間はビタミンごはんさんとこにて店番をしていると思います。


12月28日(金)

 さて昨日は今年を代表するFPSのひとつ『Call of Duty4(以下CoD4)』の日本語版が発売されたわけでして。俺も当然のように購入を考えていたのですが、Amazonで予約しておりまして。世間で言われているように、発売日である27日には届かなかったわけであります。
 で、本日家に帰ってみるとAmazon箱が! ヒャア我慢できねえ!(開封)

その中身。
殺ったのはおまえだ
殺人者はそこにいる
元刑務官が明かす 死刑のすべて
KOS-MOS Ver.4フィギュア

 ……確かにAmazonで頼んだ品だが、CoD4はまだ届かないのか……。いやこれはこれで嬉しいけど、CoD4を期待していた俺の心の盛り上がりをどうしてくれる。と思ったら別便で届いていたので少し遊ぶ、TV局に突入するあたりまで。
 ……あのなんかこれ難しくないですか。俺がこのシリーズをきちんと遊ぶのは今回が初めてなんですがこんなに難しいんですかこのシリーズ。難度ノーマルなんですがもうポンポン死ぬんですが。被弾時の照準のブレが大きいのとダメージが大きいのとで、一発撃たれたらすぐ逃げないとあっさり殺されてたまらんのですがー。難度下げてやり直そうかしらん。

 ところでこのゲーム遊んでるとなんか『RainbowSix : Vegas』を思い出すのは俺だけか。いや本当になんとなくなんだが。『CoD4』のTV局に向かう途中の市街地が『RS : Vegas』のメキシコ国境ステージと雰囲気が近いからだろうか。

 パスタ話。先日レンジで作るスパゲティを購入、というわけでこれを使ってパスタを茹でてみた。

 分量は一人前、塩は少し多めを意識。レンジで10分ほど茹で、出来上がったら皿に移して残り物の野菜やらなにやら適当に混ぜてトマトケチャップなどかけて食す。結果は良好。やや薄味という気もしたが、前回のように本当に味がないわけではなく、普通に薄味。少し物足りない気もしないではなかったが、あっさりしたものが食べたいときにはこのくらいが丁度良いと思えたし、いずれソースなども作るであろうことを考えるとやたら麺の味が濃くなるのも問題があるだろう。よって今回もこれで良しとする。

 ただ、このレンジで作るスパゲティ、レンジを10分ほども占拠するのが少し不安というか。普段料理など全くやらない身としては、10分もレンジを使うというのは電気代とかどうなんだろうと不安に駆られてしまう。尤も鍋で麺を茹でようとしたら大量の水とそれを加熱するだけの熱量が必要になるので、それを考えればレンジのほうが余程コストパフォーマンスが優れているとは思うんだけど、でもやっぱり不安は不安だ。
 ……と思っていたら、とある方からフライパンで作るスパゲティの情報を頂きました、多謝。これなら鍋で茹でるほどの水と熱を必要とせず、レンジで茹でるほどの電気も使わず非常に具合が良さそう。次回はこれで作ってみる予定。いずれはソースなども作ってみたい、思いっきり簡素なやつから。


12月25日(火)

 二つばかり朗報。

 まずその一、英語版の『Deus Ex』を日本語化する方法があった。リンク先は2ちゃんねるだが、スレが消えたときのためにやり方をコピペしとくと、

392 名前: UnnamedPlayer [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 19:15:33 ID:ywHrfY1f
初代の話だけど、>>173の日本語版用アップデートを使ってあっさり日本語化できたぞ。

1) まずは英語版をフルインスコ。以下インストール先はC:\DeusEx\と仮定
2) DeusEx_Patch.exe(>>173)を実行して、解凍先フォルダを適当に指定
3) 解凍が終わったらインストーラーが起動するが、cancelして2)の解凍先フォルダを開く
4) 解凍先のDeusEx_Patch以下"System"フォルダを丸々C:\DeusEx\Systemに上書き
5) 起動してIntro Movieの字幕が日本語になってれば成功

備考
・>>173のバージョンは1.109fmなので、 互換性の関係上できれば英語版はそれと同じか
 それ以前のバージョンが望ましいと思われる。自分はGOTY版(v1.112fm)だけど今のところ問題なし。
・日本語化後のCDチェックは英語版CDでも通ることを確認。無論>>330-332のほうが便利。
・完全な動AQ作チェックはしてるわけではないので、人柱よろしく。
・英語版と日本語版の共存:ゲームの各種設定は.iniファイルから読込まれる
 (レジストリに依存していない)みたいなので、日本語化する前にあらかじめ
 C:\DeusEx\を別名コピーしておけば共存できる。
 例 C:\DeusEx\ と C:\DeusEx_JP\
・現在のところ判明してるのは、Goals画面下のAdd Note, Delete Noteなどのボタンが表示されないこと。
・あと、よく知らんけどSteam版はファイルが全部キャッシュ化されてるならこの方法は当然無理。

 ……要するに、英語版に、日本語版のパッチを上書き(インストールではなく上書き)することにより日本語化が行われるらしい。なおEIDOS社の日本支店は既に存在しないので、日本語版パッチの入手については……えーと、173のレス参照。
 ちなみにこのレスではSteam版は無理と書いてあるが、スレの403に書いてある方法でSteam版も日本語化できるらしい。これも消えたときに備えてコピペしとく。

403 名前: UnnamedPlayer [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 12:42:14 ID:sSkMQmHu
>>395
Steam版持ってないから分からないけど、そこまで行けたんなら
CD入れろって出てからいったん終了して、>>330->>332に書かれてる通り
\DeusEx\System\DeusEx.iniのCDPath=って行を削除すれば起動できそうな気がする。

404 名前: UnnamedPlayer [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 13:10:57 ID:PFK3q1Tw
steam版>>403のおかげできたわwwww

すげー!ありがとう
これからもう一周してくる DeusEX始まったな!

 尤も、この後幾つかバグが発生している人が出てくるので完璧とまでは行かないようだが、しかし英語版の入手は容易ながら日本語版がほぼ手に入らない現状において、日本語化が可能というのは素晴らしい。面白さは保障するし、Steam版なら1000円程度で購入できる(8.95$)ので興味のある人は是非プレイを。面白いよ。

 そして朗報そのニ、青空文庫にて、夢野久作氏の怪作『ドグラ・マグラ』が公開。読んでるとだんだん脳が別の世界に誘拐されそうな気分になってくる奇ッ怪極まりない小説である。とても面白いので皆是非とも読もう! 是非とも読もう!!


12月24日(月)

 ことの起こりはこうだった。

*********************

俺「パスタを腹いっぱい喰いたいので大量のパスタを喰える店を探そうではないか」
白楽「パスタなんぞ安いのだから自分で茹でればよかろうに」

*********************

というわけで普段から料理など全く無縁の俺がパスタを茹でてみた。色々と具合のいいサイトやら情報源やらを教えてもらい、自分で適当な乾麺を買ってきて、昨日茹でてはみたのだが、まあ結構微妙なものができた。茹でたパスタがくっついてしまうとか味が妙に薄いとか。塩やら胡椒やらふってみたが味の薄さはどうにもならず、ヤケ気味にとんかつソースなどかけてみたらそれなりに喰えた。
 かなり問題がある気がしないでもないが、大量に食うという目標は達成できたので今回はこれで良しとする。

 食事を終えた後、反省がてら少し調べてみたのだが、麺がくっつくのは湯の量が足りないのが原因らしいな。そして味が薄かったのは塩の量が足りないのが原因だとか、フムン。あとやたらと強烈に茹でたりかき回したりするのもよくないらしい。……俺は強烈に茹でつつやたらとかき回していた。今回の俺は悪い方に完璧だ(いつものことです)。
 今後の展開としては、この経験を起点に色々と試してみる予定。このあたりとか他にも色々と参考にしつつ次の土日までにもっぺんは茹でよう。

 あと白楽からレンジでパスタを茹でる道具も薦められたので、テンションが上がってきたら購入を検討しよう。多分近いうちに購入すると思うが。


12月23日(日)

 ゲーム情報サイトのGameSparkにて、ファミコンウォーズDS2のキャラアートが数点紹介されていた。大きい画像は情報元であるKotakuにて参照のこと。これが男キャラはかっこいいし女子キャラは可愛いやらかっこいいやらで、一通りキャラを眺めた後、ゲームのほうも気になってトレイラー動画を観ていたらこの手のウォーシミュレーションが急に遊びたくなり『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』を買ってきた。こういう一時の気分の盛り上がりに任せた買い方は大抵積むだけの結果に繋がるから、最近は控えていたんだが。さて今回はどうなるか、積まずに遊べるだろうか……などと思っていたが、いざ手をつけてみたら一気にチュートリアルを終えてキャンペーンモードに突入。

 あくまで現時点での印象だが、このゲーム「すげえいい」。ちょうど俺の「久しぶりにシミュレーションなど遊んでみたい」という気分にモロ合致しているらしくてえらく面白い。チュートリアルもよくできてる、大抵こういうゲームのチュートリアルはかったるい説明に終始してちっとも楽しくないんだが、このゲームのそれは必要な説明と軽いヒントを教えてくれる程度に留め「あとはがんばってね!」と、随分あっさりと操作の権利をプレイヤーに渡してくれる。そしてよくできたマップ構造と難度調整により、ただの投げっぱなしになることなくプレイヤーにゲームのいろはを理解させてくれる。
 またマップが大きすぎないのもいい。戦闘の規模が大きすぎないので始めるのも止めるのも気軽にでき、俺のようなゲーム体力が低下気味のおっさんにはこの手軽さは本当に心地よい。数ターンプレイしてちょっと休憩がてら本を読み、気分がのってきたらまた再開、というようなプレイを許容してくれる。

 難度については……まだ実感できるほどには遊んでないので今は俺の意見は伏せておく。ちなみに俺は生産の概念があるシミュレーションを遊ぶと大抵正面からの力押しを経て不毛な消耗戦に突入し「もういい!」と投げるパターンに嵌ります。頭悪いです。
 さてこのゲームではどうなることやら……軽く感想を見た限り、キャンペーンモードは凄い勢いで難度が上がっていくらしいが。

 あと俺は初代『ゲームボーイウォーズ』の、記憶が確かならレッドスター軍のメインテーマだった曲が大好きだったのだが、この先どこかであの曲が流れたりすると嬉しいのだが。アレンジ版でも構わないんだが、流れるかなあ。

 最近の買い物。

・筒井康隆『日本以外全部沈没
・岩原祐二『学園創世猫天!』3巻
・石塚2裕子『犬マユゲで行こう 熊田クリスピー
・高田慎一郎『シリウスの痕』1巻〜3巻
・田中ロミオ『人類は衰退しました』2巻

ゲーム
・Xbox360『コンデムド サイコクライム

 色々と買い込んだが漫画以外はほとんど後回しになりそう。特に『コンデムド』はいつ遊ぶんだ俺、今は『GBAW1+2』とか『CivII : ToT』とか『アスカ見参』とか止め時の掴めないゲームばっかりやってんのに。
 でも『人類は衰退しました』2巻はさっくり読めそうなので先に取り掛かるつもり、面白いので皆も読もう。お勧めだ。


12月19日(水)

 映画『アイ アム レジェンド』の感想。軽めに。

 まず、俺は楽しめた。が、一緒に行った友人はやや不満げだった。というのも、この映画に期待していた部分の差がその原因で、俺はこの映画の情報を事前にほとんど仕入れておらず、別の映画の上映前の予告で見た程度の知識しかなかった。そのため「近未来、色々あって只一人生き残った主人公は生存のため廃墟となった大都市を探索する」みたいな映画を期待して観た。結果、楽しめた。
 だが友人のほうは「廃墟の街でゾンビいっぱい! ちくしょうゆるさねえやつらはみなごろしだ!!」みたいな映画を期待していた節があり、そのため期待外れだった模様。

 そんなわけで、廃墟となった大都市に一人きり、という映画としてはそれなりに楽しめるものに仕上がっていたと思う。誰も居ないニューヨークの描写などはかなりいい雰囲気で、これがもう廃墟大好きな廃墟マニアにはたまらないものがあると思われる。いやまあ廃墟のプロに言わせれば「あんな描写で廃墟を描いたつもりか。まだまだ甘いぜ」とか言われるのかも知れないが(どんなプロですか)、俺としてはあの無人のビル群の描写でもうある意味満足。
 ちなみに主人公の孤独感とかそういう部分の描写は良くできてたと思うが、俺はこの手の映画をあまり観たことがないので信用しないように。

 ただし、詳細は伏せるが、作中では当たり前のように描かれているがその説明が全くない部分も幾つかあり、そこに不満を感じる人も多そうな予感。特に後半などはその「説明が全くない」がために、少々ご都合主義的な展開に見える箇所もあったりする。そのあたりが気になる人には向かない映画だとも思う。
 だが俺は上記のように廃墟となったニューヨークの描写だけでも十分に満足できた。そこまでいい映画だとは言わないけど、俺は楽しめたので良しとする。

 『KingdomUnderFire : Circle of Doom』、森のボス撃破。

 ……つまんなくはない。つまんなくはないが、が、が、それ以上のものがどうしても得られない。俺の心構えの問題なのかも知れんし俺の遊び方の問題なのかも知れんし俺の選んだキャラの問題なのかも知れないが、しかしそれでも「まあ、遊べなくはない」以上に思えない。
 大体このゲーム遊んでいるときに頭の中に浮かんでくることは「ローグライクやりてえなあ」「アスカ見参のPC版まだ途中だったなあ」とか、近しいジャンルの別ゲーのことばっかりで、これがもう俺の答えだ!

 というわけで俺としては少々肌に合わぬゲームに位置づけ。さようなら全身鎧、さようなら半裸マッチョ、さようならエロいエルフ略してエロフ。LiveArcadeの『Arkadian Warriors』(リンク先はYoutube。音出ます)の日本配信を心待ちにしつつ『アスカ見参』を始めるよ。久しぶりにアスカ見参遊んだらパッド設定で間違ってAxisを選んじゃって常時右下にキーが入ってる状態になって、移動に関するキー入力を全く受け付けなくなってしまい焦ったよ。幸い360の有線パッドを繋いで右スティックの操作で対応できたけど。

 あと少し前に『CivilizationII : Test of Time』に手を出してしまった。土曜の夜、というか日曜の深夜に始めたのだが、

日曜午前0時にCivII : ToTをプレイ開始
        ↓
気付いたら午前2時。うわとんでもねえ
        ↓
次に気付いたときは午前3時半。おいおい誰か止めろよ

ということがあった。このゲーム、面白いのは確かなんだが、具体的に何が面白いとかいうゲームじゃなくて、全く止め時がつかめないゲームだ。危険だ。

 Amazon購入物リスト。すべて本。
急降下爆撃
渋滞学
そして殺人者は野に放たれる
Aliens vs Predator : Prey

 『急降下爆撃』は、戦車破壊王こと<ハンス・U・ルーデルの自伝。詳細はWikipedia参照。
 『Aliens vs Predator : Prey』は、『エイリアンVSプレデター』の原作(ただしストーリーはゲームとも映画とも違う)であるアメコミ……だと思って買ったら中身は小説でした。小説でした! 当然読めません。読めません!! ……トホホ。

 ところでAmazonマケプレの中古品は安くてお買い得だなあ、などと思ってガンガン本を買ったのだが、いざ価格を確認してみたら手数料と送料がバカにならんことに気付いてがっくり。これなら新品をAmazonから購入していたほうが安上がりだったかも知れん。くそう。


12月16日(日)

 『KingdomUnderFire : Cicle of Doom(以下KUF : CoD)』をいくらか進めたのだが、んー。どうだろこれ。

 アクション部分が微妙であることに対する覚悟はできていたので、そのあたりの欠点には目をつむり、ハック&スラッシュゲーとして見るつもりではいたんだが、それでもプレイしていて微妙に「かゆいところに手が届かない」点が目についたり、かつてこの開発元が作った『ナインティナインナイツ(音出ます。以下N3)』の頃に感じた欠点がそのまま残っていたりするあたりがどーも気になる。このままだと適当なところで投げるであろう自分が見えてきてしまった。幾つか箇条書きで挙げてみると、

・アイテムが地形に埋もれて取れなくなる(N3も同様だった)
・アイテムを拾うには近づいてYボタンを押す必要がある。……面倒です。通過するだけで拾えるようにしちゃダメですか
・アイテムを拾うには自キャラが自由に動ける状態でないとダメ。攻撃アクションの最中とかに拾うことはできない。……面倒です
・アイテムが見辛い。大型の武器とかはまだいいけど、金は普通に見辛い
・敵も見辛い。輝度を上げたらややまともになったが、それでも敵のシルエットが背景に埋もれるような感じ。背景と敵との描き方を変え、敵の視認性を高めるというのは基本だと思うのだが、今時は違うのか? 80年代〜90年代のアクションやシューティングはこのあたりがしっかりしていたと記憶しているんだが(むしろこれができてないゲームはかなり問題がある)

 欠点はざっとこれだけ目に付くが、しかし良ポイントはイマイチ見えてこないあたりが……。一応、アイテム回収については「オンラインで遊ぶときに、勝手に回収してケンカになることを防ぐための処置では」という意見をとある方から頂いた。それは俺も考えたのだが、それなら今時のMMOみたいに「全てのプレイヤーごと、出てくるアイテムは当人にしか見えないし当人にしか拾えない」ようにすれば解決することだと思うし。
 これなら北米LiveArcadeで配信された『Arkadian Warriors』を遊ぶほうがいいかも知れんなあ、アレ体験版遊んだ限りかなり面白かったしなあ、などと考えたりもしたのだが、あろうことか『Arkadian Warriors』は日本だと購入できないようでがっくり。くそう。

 ともあれ、『KUF : CoD』は少し距離を置いてみる予定。そうしたほうが楽しめるのかも知れんし、何より最近3Dゲーをやるとやたらと目が疲れるので(『Assassin's Creed』もそれでかなり苦労した)、しばらくは積んである本とか2Dゲーとかを崩すほうに取り掛かることにしよう。

 で、牧野修氏『楽園の知恵』読了。中身は短編集である。俺がこの人の本を読むのは『月光とアムネジア』に続いて2冊目。
 色々と異様だったが面白かった。夢野久作氏のような異様な文体で異様な世界を描いたかと思えば、終盤のほうでは一風変わった恋愛もの(でもどっかおかしい)を書いていたりして幅広く楽しめた。いや面白かった。
 次は野尻抱介氏『沈黙のフライバイ』に取り掛かる予定。

 本日の購入物。
「負けるが勝ち」の生き残り戦略―なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるか
補給戦―何が勝敗を決定するのか

 どちらもAmazonにて購入。他にも幾つか頼んだが今日届いたのはこの2冊、とは言え今は上記の通り『沈黙のフライバイ』に取り掛かるつもりなので後回し。
 あと昨日の話だが、映画『アイ アム レジェンド』を見てきた。感想は明日以降に。


12月12日(水)

 『KingdomUnderFire : Circle of Doom(きんぐだむあんだーふぁいあ さーくるおぶどぅーむ)』購入。フラゲである。

 俺はフラゲしたゲームは積んでしまうという呪いにかかっているので、本来ならばフラゲなどするべきではないのだが……我慢できんかったのよ……。
 『Assassin's Creed』もようやっとクリアしたので軽く遊んだが、少し動きが重い感じ。キャンセルとかもできないっぽい(現時点ではできないだけかも知れない)し。とは言っても元々アクション部分にはあまり期待しておらず(『PSO』っぽいと聞いていたので。あれはアクションとしてはそこまで面白かったわけでもないし)、ハック&スラッシュと協力プレイの楽しいゲームであることに期待。ちなみに選択したキャラはレグナイア。理由は半裸マッチョだから。

 もしこのゲームが好みに合わなかった場合は、LiveArcadeの『Arkadian Warriors』を堪能する方向で考えていたりする。ちなみに動画はこちら。現時点では北米マケプレでのみ配信されてる模様、そこはかとなく『Diablo』っぽい画面に興味を抱いてとりあえず体験版から遊んでみたんだが……あれ、これ妙に面白くねえか?


12月11日(火)

 一昨日、土曜日の話。

白楽「行くか」
俺「行くか」

そういうことになった。

 この出だしも一体何度やったかわからんが、そういうわけで東京に行ってきた。いつものように思いつきである。以下購入物。

・Xbox360ソフト『TimeShift
・フィギュア、『うたわれるもの』のカミュ
・漫画、武田日向氏『異国迷路のクロワーゼ

 最近はゲームのプレイに関して計画を立てているのだが(それが計画通りに進むかどうかは別問題なのは言うまでもないが)、そのためにTimeShiftを遊ぶのはかなり先になりそうな予感。少なくとも今は『Assassin's Creed』を進めねば。そのAssassin's Creedはあとちょっとでクリアできそう、次は『BioShock』をやりたいがもうここまで来たら翌月の日本語版を待ったほうがいい気がしてきた……『Gears of War』のタグ集めもやりたいしPCの『HomeWorld』もやりたくなってきたし(これ続編というか外伝の『Cataclysm』も積んでるのよな)『Civilization II : Test to Time』もやりたいし、どこにTimeShiftを組み込むんだ俺。

 異国迷路のクロワーゼは素直にお勧め。絵柄の可愛さがどうしても目立つしそれは確かにウリのひとつだが、決してそれだけじゃない良い漫画。面白いよ。

 そして本日は、馴染しん氏のエロ漫画『となりのおんなのこ』購入。
 収録作の中で一番最初に読んだ氏の漫画は『眼鏡の似合う彼女』だったと記憶しているが、どうだったか……あれももう10年ほど昔だ。当時からずっと単行本出ないかなーと思いつつ、またこの人の漫画のためだけに掲載誌であったアリスくらぶを手放すこともできずにいたのだが、先日ようやっと発売され、即購入。んあーえろいー。色々とツボだー。

 あとこの人の漫画を久しぶりに読んで思ったが、やっぱり女の子のでこ率高いなあ。そのあたりも私的にはツボだ。


12月07日(金)

 PSPソフトの『Aliens vs Predator : Requiem』というゲームが4Gamerの記事で紹介されていたんだが、これがどうにも気になる。

 Gametralerにて幾つか動画を観たんだが、その限りだと三人称視点なのもあって『Predator : ConcreteJungle』を思い出すな。アレはキャラゲーとして考えない限りかなりダメなゲームだったな……尤も個人的にはかなり満足していたりもするんだが、などと思いつつ動画を眺めていたらこれ開発元がPC版1作目と同じRebellionであり個人的にPC版1作目はキャラゲーとしてもFPSとしても非常に満足できるものだったのでやっぱり気になる。とりあえず評判待ちしつつ、場合によってはPSPごと再購入の方向で考えよう。
 ……でもPSPのゲームは何故かXboxLiveArcadeに移植される率が高い(ような気がする)のでひたすら様子見に徹するほうが賢いかも知れん。出てくれると嬉しいんだが。

 あとGemeSparkにも記事があったのでリンクしとこう。その1その2


12月06日(木)

 みんな知っていそうだが、自分用メモがてら書いてみる。多分どっか間違ってると思うのでその場合はツッコミ歓迎。

・Amazonのアドレスは、実際に表示されているものを略すことができる。
例:Civilization IV完全日本語版同じくCiv IV。カーソルをリンクに合わせて画面左下のステータスバーでアドレスを確認してみよう。
 細かい法則はよくわからないが、”www.amazon.co.jp/”の後の意味不明な文字を削ることができる。"/dp/"や"/gp/"等と、その後にくる数字とアルファベットの文字列は削れない模様(多分商品の分類番号と商品番号だと思われる)。あと最後についている(ついてないこともあるが)、"ref="以降の文字列も削ることができる。

・同じく、Wikipediaのアドレスも削ることができる。
例:シヴィライゼーション同じくシヴィライゼーション。これまたステータスバーでアドレスを確認してみよう。
 これは要するに、"wiki/"の後に項目名を持ってくればいいみたい。

・このサイトでも使っている、Tcupの掲示板。自分のカキコを修正または削除したいときは、一番下までスクロールさせ、パスワードを何も入れずに『管理者メニュー』のボタンを押せばいい。

 ところで上記のリンクで出てくる『Civilization』だが、このゲーム、少し調べてみればわかることだがネトゲでもないのに恐ろしい数の廃人を生み出し、実生活が破綻してもなお足を洗えぬ人が多数いるという悪魔のゲームだそうである。いや実際には文明発展系のシミュレーションゲームなんだけど。
 で、そのゲームにリンクを張っていたりするその理由は最近俺内でこのゲームが気になっているからだったりする。最初はSteamの販売ソフトを眺めていたら気になって、更にmixiで某氏から教えて頂いたこちらの動画を観て更に気分が盛り上がる。興味があったのは『III』か『IV』だったが、あちこち巡って調べていたら「いきなり新作に手を出すと難しいかも知れないから、過去作から始めたほうがいいかも」という意見があり、そういやよく行くゲーム屋に『II(Test of Time)』が中古であったなあと思い購入。ただし今は他に遊ぶゲームも多いので未開封のまましばらく寝かせる予定。インストールも結構先のことになりそうな予感。

 『Assassin's Creed』、まだまだ進行中。なんだが、どーも微妙に思えてきてしまった。楽しんではいるんだが。
 動かしていて気持ちいいのは事実なんだが、しかし面白いかどうかという話になると答えに詰まる。トータルで考えるなら、同じ系譜のゲームである、LiveArcade版『プリンスオブペルシャ』を買うほうがいいようにも思えてくる。ただ俺の巡回サイトでのこのゲームに対する反応は総じてかなり好意的なようで(「合わない人がいるのはわかるが俺は好き」という意見が多い)、尚且つそれらの意見は理解できるのも事実。
 そういった意見を見ていると「俺はこのゲームとの付き合い方を間違えたかなあ」とか思わなくもない。別に無理してでも楽しもうと思うわけではないけど、もう少し意識を変えて遊べばまた違って見えてくるのかも知れん。んー。


12月02日(日)

 映画『ベオウルフ』を観てきたよ。微妙だったよ。

 俺は海外ファンタジーの特徴というのは「マッチョいっぱい」「グロい」「どうでもいい部分は長々と描写するくせに肝心の部分はやたら展開が早い」の3点だと思っている。それでも最初の二つに関しては人によってはツボと成りうる部分なんだが、この『ベオウルフ』は最後のひとつがモロに該当してしまった。最初の二つについてもどーもダメだ、この映画でのその二つの描写はあからさますぎて、観ていて胸焼けがしてくるというか、過剰に見せ付けてくる様が引いてしまうというか。ここらは最近DVDも出た『300』と比較するとわかりやすいか……あれも「マッチョいっぱい」「グロい」の2点が該当するんだけど、観ていてそんなに嫌にならなかったのよな。

 ただしラストの(反転)ドラゴンの表現はいい感じ。巨大感とブレスの凶悪さの表現は鳥肌ものだった(反転終了)。ラストバトルに限っては良かったと言える、ただ誉められる点がそれくらいしかない映画だったというのも本音で、正直なところお勧めしない。
 あと主人公のベオウルフさんはやたらと脱ぎたがるのをどうにかして欲しいと思った。

 本日の買い物。Xbox版『ギャラクシーエンジェル』。以前も持っていたんだが、そのときはシミュレーション部分は悪くはないものの、ノベル部分がどーにも遊んでいて面倒だったので手放してしまった。最近になってまた遊びたくなったので安かったら買おうと思っていたところ、570円で発見したので即購入。で、家に帰ってから360では動かないことに気付いてがっくりである。旧箱はもう手放してしまったんだよなあ……。ファームウェアの更新に期待か。


12月01日(土)

 『Assassin's Creed』進行中。ダマスカスを突破、アッカも突破、そして現在エルサレム。……ああ、もう、街中駆け巡るのは本当に楽しい。高いところに登って街中を見渡し、周辺地図が更新されるのが単純に楽しい。暗殺もかっこいいし、兵士に絡まれている町人のところにスっと近づいて兵士を蹴散らすのも面白い。単調と言われるのは確かにそうなんだが、現時点では単調さよりも楽しさのほうがずっと上だ。

 なのになあ……どうしてあんな設定にしちゃったんだろうか。主人公のアルタイルのアクションがいちいちいい感じで、動かしていてゲームに入り込んで気分が盛り上がるのに、そこに冷水浴びせるような設定にしちゃったんだろうか。個人的にはそれが残念でならん、ある意味『メタルギアソリッド』シリーズを遊んでいるような気分にさせられてしまう。ゲームにのめり込んで気分が盛り上がってきたところで、突如堂々とプレイヤーに対して「あくまでこれはゲームなんですよー」ということを必要以上に含んだ会話が始まったときのような、あんな気分になってしまうのだ。
 尤もメタルギアシリーズは、あの手の会話やメッセージは芸風として認められている節があるけど。しかし個人的にあの手の会話はどうしても嫌なんだよなあ。……まあこれは別の話だわな。

 ゲームなんだから野暮なツッコミ入れようと思えばいくらでも入れられるのは確かなんだが(これは別にAssassin's Creedに限らないけど)、どうせなら「気持ちよく酔わせてくれよ」と思ってしまうのは俺のわがままなんだろうか。

 ただ、まだ序盤なんでゲームが進むにつれてこの設定に対する印象も変化していくかも知れず、何よりゲーム自体は面白いと思ってるし楽しんではいるので勘違いしないように。フリーランニングかっこいいぜー。

 『空飛ぶ赤いワイン樽』の動画を観てみた。『スグリ』『きゅぴシュ〜』の橙汁(おれんじじゅーす、と読む)の新作の同人シューである。
 ……いやいい感じだ。会話センスもいいし世界設定も『スカイガンナー』みたいでいい雰囲気。シューティング部分も、動画の最初のうちは「これ極まってくるとミサイル以外使わない、いびつなプレイスタイルが要求されるようになるんだろうか」とちと不安になったが、ボス撃破あたりまで見たらそんなことはないようだったし。

 個人的に会話がほのぼのしているのがかなり好み。かわいいけどあざとくない。
 今まで情報がほとんど出てなかったから「どーなんだろーなー」程度にしか思ってなかったが(いや買うつもりは夏コミで頒布予定と公表していた頃からあったが)、これは楽しみだ。

 とは言え今回の冬コミは行けるかどうかかなり怪しそうでありどうなることやら。万策尽くさんとなあ。


11月分 ← 一覧 → 08年01月分

戻る
inserted by FC2 system