08年07月
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07月24日(木)

 NTZさんとこで紹介されていた、8bit killerが面白い。とりあえずプレイ動画を張っておこう。

 動画を観たら会話シーンがまんま『ヒットラーの復活』だったので、それが大好きな俺としては遊ばぬわけには行くまいとプレイしてみた。まあ、ヒットラーの復活を思い出すのは会話シーン程度だったんだが、しかし中身は普通に面白い。

 俺は古めのFPSは、友人宅でSFC版『ウルフェンシュタイン3D』をちょっとだけ遊んだことがあるのを除けばXboxLiveArcade版『Doom』くらいしか遊んだことがない。なのでこの手のFPSは実質ほとんどプレイ経験がないのだが、これはなかなか面白い。個人的にはDoomよりいいかも知れない。
 遊んでいて思うのは、「今時の」FPSっぽさがあんまないなーということ。操作のシンプルさもあって、どっちかっつーとアクションゲームを遊んでいるような気分になる。障害物に身を隠しつつ、横移動で敵の前に出て連射→敵が攻撃してきたらまた障害物に隠れる、とかやっていると本当に古典的アクションゲームに思えてくる。
 このあたり、NTZさんから「照準よりもフットワークのほうが重要視されるのでそう感じるのでは」という意見を頂いて成程と思う。『狙う』部分に関しては、古いタイプのFPSであるために割と雑で(少なくとも今時のFPSとは比較にならない。照準の上下とかもない)、それに対して『避ける』部分は敵弾を見て避けるタイプのゲームなので『避けてる感じ』が強く出てる。
 古めのアクションゲームは、とにかく敵の攻撃を回避しつつ攻撃のチャンスを伺うことが多い(『ロックマン』などは特にわかりやすいな)。故に、このゲームは遊んでてアクションっぽく感じる、と。

 あと古めのFPSなだけあって、死角から攻撃される状況が少ないのもいいな……今時のFPSは例えば高所からスナイプされたりすると「なんかわからんけど殺されたぞ!?」みたいな状況になることがあって、仕方ないと思いつつもやや理不尽に感じたりもするんだが、こちらはそういう状況がほとんどない。『古典的FPS』を意識しているが故にそういう状況がないんだろうとは思うが、そのほうがゲームとして理不尽感が少ないというのはなんとも。
 ……いや決して今時のFPSをダメだとか言うわけではないので勘違いしないでくれよ。

 何度か遊ぶうちに、2-3ボスの戦闘ヘリを倒し3-1まで進んだがなんか妙に敵の攻撃が痛くて道中で死亡。操作がシンプルなので(ジャンプやしゃがみが無い)、どうすれば攻撃を受けずに進めるかがすぐわかるのよな。で、理解はできても手がおっつかずに被弾して死ぬんだが、自分が悪いとわかるので(何しろどうやれば被弾せずにすむかはわかっているのだから)、このあたりでもやっぱり理不尽な感じがない。
 いやこれは本当にシンプルだけど良くできてる。面白い。

 あとこのゲーム、序盤に出てくるザコ敵の中に黄色いツノつきヘルメットを被って上半身裸で突っ込んでくる敵がいるのだが、こいつがデスアダー様(『ゴールデンアックス』)に見えて仕方が無い。

 ITmediaの『マスターD復活計画』紹介記事。早く配信してくれー。

 ところでこの記事の中でマップ画面の写真があるのだが、これマップ配置がFC版そのまんまやー! いや事前の情報からわかっていたけど!! しかも移動中の敵との遭遇もある! アレ確か結構面倒で割と不評だった(『戦場の狼』みたいな任意縦スクロールステージなんだが、適当にワイヤー振り回しながら突っ込んでいくだけでクリアできる。面白くない)はずなんだが、それでも残っているということは上手くアレンジして面白くしてあるということか。信じているぞ。


07月21日(月)

 なんか出遅れた感じが強いが、今年もE3は楽しそうで何よりだった。気になったやつを幾つか。

GeometryWars 2
 うおー。協力プレイ楽しげ。ただこれオンライン協力はないらしいのよな……なんとかオンライン協力もつかんものか。

Galaga Legion
 昔、同人っつーかフリーゲーで『滅殺回路』(じぇのさいどさーきっと、と読む)ってのがあってな。いやアレが元祖とか言い出すわけではないんだが、どうもアレを思い出すな。かなりムチャなゲームだが面白そう。あとニコ動にプレイ動画もあった。

 うわーいムチャでいいなあ。楽しみだ。

Mercenaries 2
 ドガーンズガーンハーハハハハという感じで楽しげだったのでちと気になった。

Castle Crashers
 一見プレイヤーキャラは色違いだけで差がなさそうに見えるが、公式ブログのキャラクター紹介を見ると、色々なキャラが使えるようで。上手く差別化が図られているといいな。
 しかし初報からは既に結構な時間が経過しているわけで発売を待っている身としては辛いわけで……んあー早く発売してくれー。日本でも配信してくれー。まあ『Alien Hominid』が出ていることを考えれば多分日本での配信は大丈夫だろうとは思うが。

 しかしこのメーカーのゲーム……つうかAlien Hominidなんだが、アレ見た目は面白そうだがやってみるとこう……バランス微妙というか……正直そんなゲームだったので、こっちがどうなのかが少し気になるところ。動画を観る限りかなり良さそうではあるけどね。
 あとAlienHominidのときも思ったが、このキャラデザインやってる人センスいいなあ。デフォルメの具合がいいな。

 動画は張らないでおく(探すのが面倒だったし見つけたやつはプレイ動画じゃないし)が、XboxLiveArcade版『Portal』も来るようで楽しみ。いや毎年E3は面白そうなのがいっぱい出てきていいなあ。


07月17日(木)

 雑記。

 『Wiz外伝II』話(7/10)。
 二軍は魔王との戦いにより全滅。救出のためには魔王を5人以下のパーティで倒さねばならない。というわけで経験値稼ぎに勤しむ一軍パーティだが、戦士のLvがそろそろ30後半、Lvの低いビショップも27あたり。……頃合か? 事前に手持ちのアイテムを確認、魔法が使えるメンツも確認、魔法が使えない奴には逃走用のルビーのスリッパを持たせ、いざ二軍の死体が転がるあの場所へ。

 そして現れた魔王はトライアス。嫌なのが来たー。幸いにして結果は死者一人出した上で勝利だったが、しかし正直こいつは死人を出さずに勝てる気がしねえー。よって現状ではまだ二軍の救出は無理っぽいと判断。どの魔王が出てくるかにもよるが、こんなの相手に5人で勝つというのはこのメンバーにはまだ無理だ。つうか魔王に有効打を出せるのが前衛の戦士二人しかいねえー。ぐむう。

 『Wiz外伝II』話(7/13)。
二軍の救出に成功(つまり5人での魔王撃破に成功)。そして当然のように二軍の持っていた小烏丸と童子斬りは無くなっておりましたギャース! 今は一軍にもしものことがあった場合に備え二軍育成中。

 『Wiz外伝II』話(7/16)。遂にクリア。少々ネタバレのため一応反転しておく。

(反転) 黄泉のマッピングを進めているうちにふと気付いた。

「これ、魔王と戦う必要ねえんじゃねえのか」

どうも妙だ。六魔王がラスボスの配下として存在していると俺は聞いていたので、ラスボスに会うには魔王を全員倒して進まねばならないとばかり思っていた。#1のオマージュであるという話も聞いていたので、となればなおのこと、一本道の通路とその道中に配置された幾つかの玄室、そしてそこを守る難敵という構図が浮かんだのだ。マップを見ると、なるほど確かに幾つかの玄室があり、そこには魔王がいた。そして魔王のいる玄室には全て、次の場所へ進むワープと城へと戻るワープが配置されている。
 それはいいんだが、必ず魔王のいる玄室の前に「戦わずとも先に進めるワープ」があるのは何故だ。……素通りオッケー? それとも罠? 魔王を倒さないと強制的にロスト? PC版の#2、『ダイヤモンドの騎士』には条件を満たさず進むと強制ロストとかそんなトラップがあったらしいが……。強制ロストはないにしても、魔王を倒しつつ進んでいかないと城に戻されるくらいはありそうだ……うーん。

 しかしこの疑問は考えて解決するものでもないので行動を起こす。二軍は既に魔王を倒せるくらいには成長しているので、もしものことがあっても救出はできると判断し、一軍を動員。ワープを使い魔王を素通りしつつ、ただひとつ踏み込むのを躊躇っていた玄室へ。黄泉の女帝、スケーリーエンプレス登場。

 エンプレスが引き連れていたのは、魔王ディスペラントに加えてグレーターレッサー二種のデーモン。エンプレスが何をしてくるかわからないが、とりあえず怖いのは

・ディスペラントのブレス
・敵の魔法
・やたらいいタイミングで来るグレーターのバコルツ

の順。セオリーに従いコルツで防御を固めつつ前衛はディスペラントから殺しにかかり、エンプレスのマウジウツはコルツで雲散霧消。前衛の働きは最高級と評価していい、魔王や女帝に150〜200程度のダメージを叩き出し、後衛は回復とコルツ・バコルツを使い分け、グレーターを封殺。レッサーはこの際眼中に無し。
 ディスペラントの巨体が音を立てて倒れ、グレーターの体が真っ二つに裂かれ、レッサーの首が飛び、そして女帝の悲鳴が玄室に響き渡る。残ったデーモンを蹴散らし勝利。最終的には死者無しと素晴らしい戦果。

 ところで装備品を確認したら、前衛の装備が
戦士……ブラックジャパンド
戦士……ブラックジャパンド
ロード……虎殺しの槍

だったのはどうかと思った。せめてもうちょいまともな装備を……いやジャパンド強いけど(反転終了)。

 しかしアレだ。本当に面白かったんだが、黄泉で全滅した二軍を救出したあたりから、明確にこのゲームの「終わり」が見えてきて寂しいったらなかった。一軍二軍ともに魔王を倒せるくらいに強くなり、またマップもほとんど埋まっていくことが微妙に切なかった。
 が、このくらいがいいのだろうとも思う。必要以上に用意されたやり込み要素なんて必要ない、ただずっと遊びたいプレイヤーが延々と遊べるようになっていればそれでいい。そしてWizはそういうゲームだ。明確に終わりが示され、必要以上に「遊ばされる」こともなく、遊びたいプレイヤーは長く長く遊べるゲームだ。

 つまりはWizは面白えなあということで。

***************

 13日(日曜)の話だが、たまには普段行かないところに遠出でもしてみようじゃないか、というわけで車で長野まで行ってみた。本当に遠出が目的なので「ついでに何か美味いモンでも喰えたらラッキー」程度のノリで。

 で、道中にあったソレ系の店で購入。

詳細はこちら

 ……遠出してもこんなかよと言われそうだがそうだよ悪いか! すいません!!

 いやだって1600円だったしつまり一つあたり800円だしゲーセンで取ろうと思ったらまずアームの調子がいい筐体探さないとだしそれが見つかっても取るまでに1000円以上は確実にかかるだろうしそう思えばこれは悪くない買い物であって。誰に言い訳してるんですか俺。
 つうか本当に得物持ち女子キャラに弱いのね俺。すいません俺。緋想天でも妖夢と小町が良いなあとか思ってますすいません俺。それはそれとして萃香も良いですね俺。もうダメだ俺。

 ところで『エヴァ』は既にTVアニメが放送されて13年ほど経ってるわけだが今でもこういうプライズが出ているわけで、となると『グレンラガン』も似た様な状況になったりするのかなーとか考えたりしたわけで、そうなると俺はまた衝動買いをやらかす可能性があるのであってギャー。
 でもグレンラガンには得物持ち女子キャラいないから大丈夫か。ヨーコは刀剣類や鈍器じゃなくてライフルだったし。と思ったがそれ言うならエヴァだって別に得物持ち女子キャラがいたわけじゃないし、仮にニアとヨーコが揃って刀剣類やら鈍器やら持ってるようなフィギュアが出たら、ギャー。

 アテにならない明日以降の日記予告。『Wiz外伝II』に関して色々、Sierra社の『Ghost Busters』を知ってふと思い出したファミコン版『ゴーストバスターズ』、あとE3関係。XboxLiveArcade版『Portal』が来たよヒャッホイとか。


07月08日(火)

 雑記。

・サンワサプライのホコリキャッチャーを購入。というのも、フィギュアのホコリ対策としてこれが有用だという話を聞いたからである。具体的にはここで。実売価格は300円程度だし、ダメモトでやってみるかと試してみたのだがいやこれは凄い、バカスカホコリが取れる取れる。今まではフィギュアのホコリを取るのにウェットティッシュを使っていたんだが「これまさか塗装とかはげたりしないだろうか」と不安だったので、今後はこいつを使おう。
 本来の用途であるモニタのホコリ取りにも使ってみたが、こちらも同様にかなり良好。気に入った。今後は常に手元にひとつ置いておこう。フィギュアを持っているけどケースは持ってない人はひとつくらいは持ってていいと本気で思う。棚に入れておいても意外とホコリは入るのですよ。

・『RainbowSix : Vegas 2』のアップデートと新マップ配布(無料)があった。というわけで身内で遊ぶ。……配布されたマップのひとつ、カリプソカジノに入ろうとするとフリーズするよ……しかも再現性高いよ……。うーん。
 ゲーム自体は相変わらず面白い。正直ここ最近はFPSから離れていたので(主にウィザードリィのせいだが)、久しぶりに遊んで楽しめるかなーと不安だったりしたのだが、杞憂で終わって何よりだ俺。

・雑誌『ゲームサイド』を立ち読み。俺の巡回サイトの一部で話題になっていた、日向悠二氏のウィズ絵を見て喜び、記事の中にエルミナージュがあってワーイとか思いながら読んだらライターが海老摺氏でワーイとか思ったりする。あと特集記事のひとつ、竹本泉作品特集のライターの一人に、北仙台ゲームセンターのVHSさんがいて驚く。

・ImpressWatchVideoにて、『スタパビジョン』という連載がある。往年のファミ通を読んでいた人ならば全員が全員知らねば嘘のスタパ斎藤氏が色々な趣味を堪能するコーナーである。動画もあるのである。というわけで観てみることにする。
 ……うわーお。動いているスタパ氏はデルコンピュータのTVCM(下のほうにCM動画へのリンクがある)で見たことがあったんだが、動いてしかも喋ってるスタパ氏を見るのは初めてだ! これはすごい! ズギャッ!

 あースタパ氏またゲーム関係の記事書かないかしら。今はもう本人にその意志がないっぽいし無理かなあ。

・PCゲーム道場にて、『Left 4 Dead』なるFPSが紹介されていた。記事はこちら
 要するにゾンビいっぱいなFPSだってさ。ただしメインに据えられているのが一人用でも対戦でもなく協力プレイであることが特徴らしい。で、出てくるゾンビだが、これがよくあるゾンビゲーのゾンビとは趣を異にしており、

・基本的に人間の能力を保持
・つまり走る
・策とかフェンスとか乗り越えるヨ!
・木製のドアとかだって破壊しちゃうゼ!
・しかも大量に押し寄せてくるんダ!

とか書いてあって、これはつまり映画『ゾンビ』のゾンビよりは、『ドーンオブザデッド』のゾンビみたいなものであり俺は買わねばなりませんか。『デッドライジング』のゾンビに「悪くないんだけど……もっとこう、アグレッシブなゾンビがいいなあ……」とか思った人は買わねばなりませんか。いや俺は思ってないけど。信じろ。

リボルテックのラゼンガン購入ー。本当は写真撮ってアップしたかったんだけど、中々思っていたようなポーズを取らせることが出来ず一旦断念。本当はガイナ立ち(ガイナックスのアニメによくある、仁王立ち+腕組みのあのポーズ)をさせたかったんだ……ッ。
 いやしかしよくできてるわこれ。ポーズ取らせるために間接いじっていたら曲げ方がわからなくなったときに、自分の体を使って「えーと、こういうポーズのときはひじの外側がこっち向くから、腕をこう回転させれば……おお、できた」みたいなことがよくあってなあ。人間の体の動きが、フィギュアにポーズ取らせるときにそのまんま参考にできてしまうという。
 それと同時にかっこいいポーズ取ってるフィギュアってのはどれもこれも凄いよくできてるんだなあと実感。自分でポーズ取らせてみてわかったが、ちょっと間接をヘンな方向に曲げると凄いおかしなポーズになるのな。「止め絵のかっこよさ」と、「人体の構造としておかしくないポーズ(少なくとも、観る側におかしいと思わせないだけの説得力のある外観)」を両立させるのがどれほど難しいか思い知らされた気分。
 そもそも俺が仁王立ちポーズを取らせようとするとどーもガニ股になるという。自分でやってて情けなくなったわい……、直立不動でかっこいいポーズってのを取らせてみたい。

 で、そんなことを考えながらいじっていたら、あっという間に1時間くらい過ぎていて驚いた。ああでもねえこうでもねえ、あ、これはちょっといいポーズだ、とか思いながらいじり倒すのが楽しい。いやこれはいい買い物をした。あとこれを買ったことにより、俺内での可動フィギュアに対するリミッターが外れかかっているのでうっかりFigmaでヴィータとか出たら大変なことになると思います。Figmaはなのはフェイトが来たから、多分次あたりにはやてが来て、その次あたりにヴィータが来ると信じているぞー信じているぞー。

 明日以降の日記予告。ゴールデンロアに見る、ゲームに対するプレイヤーの関与の度合い、それとプレイヤーとゲームとの距離の話。


07月03日(木)

 『Wiz外伝II』話。一軍二軍ともに11階を中心に、時折黄泉に下りてLvを上げる。しかしどうせなら黄泉での戦闘を中心にしたい。そのほうが経験値を稼げるし、何より拾えるアイテムに良いものが揃っている。だがうっかり魔王に出くわしたらたまらない。正直まだ魔王に勝てるかどうかの自信がないのだ。

 マップを眺める。
 落下地点の小部屋、通路、魔王の玄室。そして通路で見つけた隠しドア。ドアの先に通路、そして玄室。玄室の少し前に隠しドアもあった。定点エンカウントは2回。これでは少ないと言わざるを得ない。なんとか黄泉で安全に稼げる場所はないだろうか。

 考える。
 イメージでしかないが、隠しドアの先には魔王はいないのではなかろうか。奴らにはかつてのリルガミンのデーモンロードのような、"隠れている"イメージがない。むしろ"待ち構えている"。あいつらは魔王の玄室を辿った先の一本道にしかいないのではないか? 脇道もいいところの、こんな隠しドアの先には、雑魚しかいないのではないか? その脇道を進めば魔王に遭遇することもなく稼げるのではないか?

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 小烏丸(こがらすまる)を拾った。拾ったのは一軍だったが、このメンバーにはサムライが一人もいないため二軍に渡る。
 サムライ・シラハが童子斬りから小烏丸に持ち替え、童子斬りは後衛で虎殺しの槍を振るっていたサムライ・ジンテツが持つことになりジンテツは前衛に。同時に、素手でありながらロングレンジであることが発覚したニンジャ・Bバランバは後衛に。余った虎殺しの槍は一軍のロード・シグが受け取り、一軍二軍双方の戦力は確実にアップ。

*********************

 二軍の経験値稼ぎ。小烏丸の切れ味は素晴らしいの一言。

「これならばあるいは、例え魔王とて」

誰かが言ったその言葉で黄泉の探索は始まった。隠しドアを開け、通路を進む。怖いので普通に見つかるドアは開けない。通路を進むうちいくつかのワープにかかるが危険な戦闘もなく探索は続く。埋まるマップ。
 そんな中、入り口が二箇所にある小部屋を発見。これは魔王の部屋ではないと判断し進むと出てきたのはライカーガス一体。問題なく撃破し勢いづき、通路に戻ってもう一つドアを開けて

' None Shall past.

 If ye wish,

 Ye shall die.'

 やらかしたー。魔王アークデーモン。護衛はライカーガスグレーターデーモンレッサーデーモンと、雑魚の中でも最強クラスの構成がきやがった。
 グレーターの魔法封じが怖いので先にこちらからグレーターの魔法を封じ、ライカーガスの魔法に耐えるべく魔法防御を固め、前衛は魔王を殴る殴る殴る。減らねえー。ライカーガスに150当てる前衛の攻撃で20とか30しか出ねえー。しかも普段は攻撃魔法をメインに使うグレーター共がちゃんと魔法封じ破り(パリオス)使ってきて、あ、マダルト、あ、ライカーガスがラダルト、あ、アークデーモンがティルトウェイト、ライカーガスが突如逃げたけどでも、あ、アークデーモンが今度はマバリコ、あ、殴らないで痛い痛い、あ、

という感じで全滅した。


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