はじめに

02/11/02 アップ

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●そもそもウィザードリィとは

 1981年、ロバート・ウッドヘッド(Robert Woodhead)氏とアンドリュー・グリーンバーグ(Andrew Greenberg)氏らの手によって世に生まれ出た3DRPG、それが「Wizardry(ウィザードリィ)」。そのゲーム内容は、シンプルながらに高いレベルの完成度を誇り、しかも非常に中毒性の高いものであり、現在に至るまで数多のゲーマーを虜にし、幾多のRPGに影響を与えてきた。

 そして生誕から20年以上もの時間が過ぎた現在までに、それは何度かの、時には小さなそして時には大きな変化を遂げてきたが、しかし未だ多くのゲーマーたちに愛され続けている。


●出会いは

 俺が初めてウィザードリィというゲームの存在を知ったのは確か小学生の高学年くらいだったかと記憶している。当時愛読していたゲーム誌――と言っても毎号読んでいたわけではないが――ファミリーコンピューターマガジン、略称ファミマガを叔母に買ってもらい読んでいたとき、新作紹介の中にそれはあった。それはFC版2作目である「リルガミンの遺産」の紹介記事。ページを開いて抱いた強烈な印象、それは、

「うわ、なんてつまんなさそうなゲーム」

それが偽り無き感想だった。

 どのゲームの画面も暖色系の色がふんだんに使われ、数少ない令色系の色は青くらいだったその時代において、そのページに限り只々ひたすら黒と白。どんなゲームなのか全然想像もつかず、なんら訴え掛けるところのない画面写真の数々に猛烈な拒否反応を示したものである。

 しかしそれは否定的ながらも間違いなく強烈な印象であり、後に興味へと変化を遂げる。そして、俺にとって決して近しいとは言えぬRPGというジャンルでありながら、群を抜いてハマっていくこととなる。


 ……続きはそれぞれの解説のところで。



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